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ゼンリンデータコムとライナロジクス、MaaS時代の輸送サービスプラットフォーム事業の推進に向け業務・資本提携

完璧なDoor-to-Door輸送や貨物移動を提供するモビリティ基盤を目指す

2020年4月3日 発表

ゼンリンデータコム公式サイト

 ゼンリンデータコムとライナロジクスは、両社が持つ資産・リソースを活用し、プラットフォームとして広く提供することを目指し、4月1日に業務・資本提携を行なった。

 両社は以前より、宅配物流業務の「ラストワンミニット(エンドユーザーの手元に届く最後の1分の距離)」問題の解決に向けた「モビリティプラットフォーム事業」において提携し、輸配送計画策定から管理まで統合的に運用できるオープンなプラットフォームの構築・提供に取り組んできた。そのモビリティプラットフォームは、MaaSの実現やスマートシティ構想において、すべての人にストレスのない完璧なDoor-to-Doorの輸送や、貨物移動を提供するモビリティの基盤となることを目標としている。

 両社はその構築・提供の過程で、ラストワンミニットにおけるモビリティ用の地図情報を自律的に更新していく地図情報整備技術・環境や、膨大な人・貨物の輸送情報を予測し、その組み合せを最適化するAI技術はますます欠かせないものと確信。モビリティプラットフォームのグローバル展開を見据え、よりインパクトのあるサービスに磨き上げるためには、研究・開発レベルから地図データ、アプリケーション、プラットフォームの連携を一層強化する必要があると認識し、新たな提携によりパートナーシップの強化を図る。

 今後も両社はモビリティプラットフォーム事業の開発・提供を推進し、社会インフラとして不可欠な物流業界の課題解決を共に進めるとしている。

ライナロジクス公式サイト