フジツボ、マフラーの仕組みを体験で伝えるコーナー 静岡ホビーショー招待日の小学生らが体験

マフラーメーカーのフジツボは、ホビーショー会場を訪れた学生向けに体験コーナーを用意した

　フジツボブランドで自動車用マフラーなどを製作する藤壺技研工業は5月12日、「第61回静岡ホビーショー」の小中高校生招待日で訪れた静岡県内の学生に向けて、クルマの魅力を伝えようと、マフラーの仕組みを知ってもらう体験コーナーを用意した。

　取材日の5月12日は、静岡県内の小・中・高校生を招待する静岡ホビーショーの「小中高校生招待日」となっており、多くの小学生が訪れていた。フジツボのコーナーでは、小学生たちが「GRヤリス」の運転席に座り、クセルペダルを踏んでマフラー音を確認できる乗車体験のほか、サイレンサー（消音器）のありなしで音がどのように変化するのか？　その仕組みを体感してもらうコーナーなど、体験型コンテンツを用意。小学生を中心にモノの仕組みを体験で伝えようと工夫がこらされていた。

小学生が運転席に座って、アクセル操作ができるようになっていた

なかなか見ることができない、マフラーを見られるように鏡も用意

サイレンサーのありなしでどのように音が変化するのか実際に体験してもらう

マフラー使われる素材について体験してもらうコーナー

マフラーを加工した製品なども展示されていた

　イベントに出展した藤壺技研工業 代表取締役社長の藤壺政宏氏は「特に子供のときは、なにか五感で感じること、触ったり、匂いや、音を聞いたり、見たりすることが、すごく印象残っているはずで、僕もそういう記憶があるので、そういうことがうまく伝わったらないいなと思っています」と話していた。

藤壺技研工業株式会社 代表取締役社長 藤壺政宏氏

　フジツボは静岡ホビーショー会場となるツインメッセ静岡のすぐ北側にある「静岡市南部体育館」で併催される「RCカーフェスティバル in ホビーのまち静岡」（5月13日・14日開催）へも出展。RCカーフェスティバル in ホビーのまち静岡は、電動RCカーの体験走行会「トライ!! トヨタRC」や電動RCカーの工作教室「トライ!! トヨタRCスクール」、電動RCカー競技会「トヨタチャレンジカップ」などRCホビーを楽しめる。

　RCカーを楽しんでもらうとともに、子供たちにクルマに興味を持ってもらいたいと、TRC（トヨタラジオコントロールカークラブ）、マツダラジオコントロールカーファン倶楽部のほか、スバル、藤壺技研工業、キャロッセ、ワーク、ブリッド、サード、神奈川工科大学、タミヤといった、多くの自動車関連企業も協力して開催される。