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横浜ゴム、ADVANブランドでサポートしたWRC王者カッレ・ロバンペラ選手が「GRカローラ」を駆りFORMULA DRIFT JAPANで優勝

2023年5月22日 発表

ロバンペラ選手が駆る「Red Bull GR COROLLA」

 横浜ゴムは5月22日、福島県にあるエビスサーキット・西コースで5月20日~21日に開催されたドリフト競技大会「FORMULA DRIFT JAPAN」の第2戦で、グローバルフラグシップブランド「ADVAN(アドバン)」のタイヤおよびホイールを供給した2022年WRC王者カッレ・ロバンペラ選手が優勝したことを発表した。

 また、FORMULA DRIFT JAPANの第1戦では「ADVAN」装着車を駆る箕輪大也選手が13歳の若さで優勝していて、FORMULA DRIFT JAPAN初参戦にして優勝を果たしたロバンペラ選手と合わせ、2戦連続の勝利獲得を達成した。

 ロバンペラ選手はフィンランド人のラリードライバーで、2020年からWRCにフル参戦を開始し、2021年にシーズン2勝でドライバー選手権4位にランクインすると、翌2022年には史上最年少記録となる22歳でドライバーズチャンピオンを獲得。今期のWRCでも5月11日~14日にポルトガルで開催された第5戦で優勝している。8歳までにドリフト走行をマスターするなどドリフト競技への造詣も深く、ドリフトマスターズ・ヨーロッパ選手権にもスポット参戦している。

FORMULA DRIFT JAPAN初参戦にして優勝を果たしたカッレ・ロバンペラ選手

 FORMULA DRIFT JAPANは、米国の「FORMULA DRIFT」のインターナショナルシリーズで、日本発祥のモータースポーツであるドリフト走行によって競われ人気を博している「FORMULA DRIFT」を逆輸入するかたちで、2014年から開催。

 今回横浜ゴムがロバンペラ選手に供給したのは、ドライグリップ、コントロール性、耐摩耗性能を高次元でバランスさせたストリートスポーツタイヤ「ADVAN NEOVA AD09(アドバン・ネオバ・エーディー・ゼロキュウ)」と、スポーツ系アルミホイール「ADVAN Racing RS-DF Progressive(アドバン・レーシング・アールエスディーエフ・プログレッシブ)」。

 ロバンペラ選手は、KR69 CUSCO Racingから「Red Bull GR COROLLA」で参戦し、単独走行の採点によって競われる予選で97点の高得点をマークし1位通過。決勝トーナメントでもアグレッシブながらスムーズな走りと緻密なコントロールを見せ、順調に勝ち上がって優勝した。