ニュース

トヨタ、新型クラウンセダンをスーパー耐久富士24時間で世界初公開

日本初公開された新型クラウンセダン

日本初公開となった新型クラウンセダン

 スーパー耐久富士24時間レースの決勝である5月27日、富士スピードウェイのイベント広場で各種の展示が始まった。イベント広場では、各種の展示や物販が行なわれているが、ひときわ多くの人が集まっていたのが、新型クラウンセダンの世界初公開。

 新型クラウンは、クロスオーバー、スポーツ、セダン、エステートの4つのバリエーションがあり、クラウンクロスオーバーはすでに発売され、クラウンスポーツはプロトタイプが公開されている。

日本初公開された新型クラウンセダン
ホイールベースは3000mm、つまり3mだ

 新型クラウンセダンは、4月の上海モーターショーでモックアップが世界初公開。今回、日本で公開されたのは上海モーターショーで世界初公開されたモックアップではなく本物のプロトタイプ。コクピットまで作り込まれていた。

 この新型クラウンセダンは、新型ミライやレクサス LSと同様にGA-Lプラットフォームを使用。パワートレーンはハイブリッド車であるHEV、水素を用いる燃料電池車であるFCEVの2種類が存在する。

 公開されている仕様は、全長5030mm、全幅1890mm、全高1470mm、ホイールベース3000mm、タイヤサイズは19インチと20インチ、定員は5名を予定している。

 新型ミライのホイールベースは2920mm、LSが3125mmということから、新型ミライよりショーファーに振ったモデルになる。残念ながら室内を見ることはできなかったが、木目のインパネは確認でき、クラウンクロスオーバーより落ち着いた作りになっているのかもしれない。

 外観は、新型クラウンクロスオーバーの流れをくむものだが、セダンだけにクロスオーバーほど先進的ではなく、ショーファーとしても使いやすいよう落ち着いた感じに仕上げてあった。

【お詫びと訂正】記事初出時、日本初公開としていましたが、コクピットまで作り込まれたFCEVで、実走も可能なため正しくは世界初公開となります。お詫びして訂正させていただきます。