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鈴鹿サーキット、NIPPOと“ターン7”のネーミングライツパートナー契約を締結 「NIPPOコーナー」誕生

2023年6月1日 発表

鈴鹿サーキットやモビリティリゾートもてぎをはじめ、全国の道路や空港などインフラ整備を手掛けるNIPPO

 ホンダモビリティランドは6月1日、鈴鹿サーキット(三重県鈴鹿市)レーシングコース内“ターン7”のネーミングライツパートナー契約を、NIPPOと締結したと発表した。同日から「NIPPOコーナー(英文表記:NIPPO Corner)」の名称が使用されることとなる。

 NIPPOは、鈴鹿サーキット創成期から長年にわたって、モビリティリゾートもてぎ(栃木県茂木町)を含めたホンダモビリティランドのレーシングコース舗装工事に携わっているという。

 今後もNIPPOの支援のもと、未来に向けてモビリティ文化の創造と喜び・楽しさ・感動の提供に努めていくとした。

 NIPPOは、創業1907年、設立1934年の道路建設における日本のパイオニア。現在も道路舗装業界の最大手であり、全国の道路や空港などインフラ整備を担い、自動車開発用テストコースにおいては、国内だけでなく海外にも進出し、合計で200か所以上を手掛けている。

 1960年に日本初の高速道路である名神高速道路開通に携わり、国際レーシングコースは1961年の鈴鹿サーキット新設、1997年のツインリンクもてぎ(現モビリティリゾートもてぎ)新設、2005年の富士スピードウェイ大改修など、日本のモータリゼーションとともに歴史を重ねてきた。

 一方で、1977年に国内初の再生アスファルト製造実用化など、資源リサイクルへの取り組みに先鞭をつけ、2022年には全国の事業所(216拠点)でCO2フリー電力の採用など、カーボンニュートラルへの取り組みも行なっている。