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スバルとSTI、ラリー丹後での新型車両投入を見送り

2023年6月3日 発表

ラリー丹後から投入する予定だった「WRX S4」ベースの新型車両

 スバルとSTI(スバルテクニカインターナショナル)は6月3日、9日から開催される全日本ラリー選手権RALLY TANGO(京都府)から予定していた新型車両 WRX S4)の投入を見送ることを発表した。

 スバル/STIは、SUBARU RALLY CHALLENGEチームとして新井敏弘選手と鎌田卓麻選手によって全日本ラリーに参戦しており、ラリー丹後から「WRX S4」ベースの新型車両を投入する予定としていた。

 しかしながら、5月31日に発生した鎌田選手による車両テスト中の事故により、負傷者が現在治療中であること、事故原因の究明が必要であることを踏まえてラリー丹後での新型車両投入を見送り、新井選手と鎌田選手は欠場する。

 スバル/STIは、「事故については、鎌田選手および同乗していた鎌田選手のパーソナルスポンサーである自動車部品メーカーのエンジニアが負傷し現在治療中であり、ご両名の1日も早い回復を祈る次第です」とコメント。今後の予定については、改めて発表するとしている。