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日産、インド生産の「マグナイト」が累計生産10万台達成

2023年6月7日 発表

 日産自動車のインド現地子会社であるインド日産は6月6日(現地時間)、チェンナイ工場(RNAIPL)における「マグナイト」の累計生産台数が10万台に達したと発表した。

「マグナイト」は、「インドで作られたクルマを世界へ」というインド日産の生産ビジョンを反映したモデル。日本で設計されインドで生産される「マグナイト」は2020年12月に発売、グローバル商品として、現在では15の市場に輸出され、最近ではセーシェル、バングラデシュ、ウガンダ、ブルネイで発表された。

 今回の生産マイルストーンの達成について、インド日産では、「お客さまの期待を上回る高品質の製品とサービスを提供する」というコミットメントと、自動車生産の主要拠点としてのインドの可能性に対する信念をより明確に示すものと強調している。

 また、インド日産では、RNAIPLからニュージーランド、オーストラリア、中東、欧州、中南米、東南アジア、南アジア、サブサハラ・アフリカ地域の国々を含む108の仕向け地に100万台以上の自動車を輸出するなど、インドからの輸出に大きく貢献したとして、チェンナイ税関長事務所から、「インドで作られたクルマを世界へ」というビジョンへのコミットメントについて表彰を受けた。

 今回の功績について、インド日産のマネージング・ダイレクターであるラケッシ・スリバスタバ氏は、「大きく、大胆で、美しい『日産マグナイト』は、インド市場においてゲームチェンジャーとなりました。10万台目の『日産マグナイト』の生産は、高い価値、安全性、強力なカスタマーサービスを備えた商品をお客さまに提供するという日産のブランドプロミスを証明するものであり、グローバルな商品として認知されています。日産では、単にクルマを作るだけでなく、商品の革新性、技術的な優位性、そしてお客さまの満足度によって、モビリティの未来を築いています」とコメントしている。