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ル・マン24時間100周年、予選セッションはフェラーリが1-2 トヨタが3-4で続く ポール争いは6月8日のハイパーポールで

予選セッションでトップに立ったフェラーリAFコルセの50号車 フェラーリ 499P(アントニオ・フオコ/ミゲル・モリーナ/ニクラス・ニールセン)

 6月7日19時(現地時間、日本時間6月8日2時)、100周年を飾るル・マン24時間レースの予選セッションが始まった。ル・マン24時間レースの予選は、この予選セッションとハイパーポールと名付けられたセッションに分かれており、トヨタの参戦する最上位クラスであるハイパーカークラスであれば、16台中、上位8台がハイパーポールに進むことができる。

 7日の予選セッションは、いくつかのクルマがコース外を走行するなどしてスローゾーンが発生。赤旗中断も起きるなど、なかなかクリアラップを取れない状況となっていた。

トヨタ勢のトップとなる3位は7号車 トヨタ GR010 HYBRID(マイク・コンウェイ/小林可夢偉/ホセ・マリア・ロペス)

 とくに最上位クラスのハイパーカーは、各所でLMGTE AMクラスなどに追いつき最速ラップを刻むことができない。各車がタイムを出すのに苦労していた。

 その中で、トップタイムを刻んだのはフェラーリAFコルセの50号車 フェラーリ 499P(アントニオ・フオコ/ミゲル・モリーナ/ニクラス・ニールセン)で14ラップ目に3分25秒213を記録。2位もフェラーリAFコルセで、51号車 フェラーリ 499P(アレッサンドロ・ピエール・グイディ/ジェームス・カラド/アントニオ・ジョビナッツィ)で8ラップ目に3分25秒412を記録した。

 6連覇を目指すTOYOTA GAZOO Racingは、7号車 トヨタ GR010 HYBRID(マイク・コンウェイ/小林可夢偉/ホセ・マリア・ロペス)が14ラップ目に3分25秒485を記録。8号車 (セバスチャン・ブエミ/ブレンドン・ハートレー/平川亮)が14ラップ目に3分25秒749を記録と、3位、4位を確保した。

 ポールポジション争いは、日本時間6月9日3時~3時半に行なわれるハイパーポールで決着する。フェラーリがポールポジションを獲得するのか、トヨタが逆転するのか。それとも、ポルシェやキャデラックの大逆転があるのか。日本ではJsportsで配信を見ることができる。

4位は8号車 (セバスチャン・ブエミ/ブレンドン・ハートレー/平川亮)