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トヨタ、協業企業が手掛ける空飛ぶクルマ「Joby」が米連邦航空局の飛行テスト認可を量産試作機として初取得

2023年6月28日(現地時間) 発表

米連邦航空局の飛行テストの認可を量産試作機として初めて取得したJoby

 トヨタ自動車は6月28日(現地時間)、空飛ぶクルマの開発で協業しているジョビー・アビエーション(Joby Aviation,Inc.)が開発中の民間旅客サービス用全電気式航空機「Joby」が、カリフォルニア州マリーナにある生産ラインで製造された航空機として、初めて特別耐空証明を取得したと発表。米連邦航空局(Federal Aviation Administration)が発行したこの証明書により、Jobyは量産試作機として初めて飛行テストが可能となる。

 2023年7月1日にジョビー・アビエーションの取締役に就任するトヨタモーターノースアメリカの社長兼最高執行責任者の小川哲夫氏は、「私たちはジョビーがこのマイルストーンに到達したことを祝福し、ジョビー・アビエーションが生産規模を拡大し、操業を開始する準備として、これまで以上に緊密に協力していくことを楽しみにしています」と述べているほか、Jobyの生産ラインの設計および生産・組立においてトヨタが果たした重要な役割を評価し、ジョビー・アビエーションの施設で1000人以上のゲストおよびチームメンバーとともに生産開始を祝うという。

 なお、トヨタはジョビー・アビエーションの外部筆頭株主であり、2020年1月に約4億ドルを投資しているほか、両社はパワートレーンとアクチュエーション・コンポーネントの供給に関する長期契約を締結している。