ホンダとGSユアサの合弁会社がリチウムイオン電池工場を着工
ハイブリッドカー向けリチウム電池などを製造予定

工場完成予想図

2009年4月21日発表


 本田技研工業は4月21日、GSユアサ(ジーエス・ユアサ コーポレーション)との合弁会社であるブルーエナジーが、京都府福知山市で工場の建設を開始したと発表した。

 ブルーエナジーは、ホンダとGSユアサがハイブリッドカー用を中心とした高性能リチウムイオン電池の製造・販売・研究開発を行うことを目的に、4月1日に設立された合弁会社。出資比率は、GSユアサの子会社であるジーエス・ユアサ パワーサプライが51%、ホンダが49%で、取締役社長にはGSユアサの押谷政彦常務執行役員が就任している。資本金は30億円で、将来資本は資本準備金を含めて150億円を予定している。

 工場は、京都府福知山市長田野町のGSユアサに長田野事業所内に建設される。敷地面積は1万6000m2、投資額は約250億円で、2010年秋ごろの稼働開始を予定している。


(編集部:)
2009年 4月 21日