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ラリー北海道、ヤリ-マティ・ラトバラ代表に加えフィンランドから持ち込んだ新型WRC2車両「GRヤリス ラリー2」参戦

ラトバラ選手用にフィンランドから持ち込まれた新型WRC2車両「GRヤリス ラリー2」

 9月8日~10日に全日本ラリー第7戦RALLY HOKKAIDO(ラリー北海道)が北海道帯広市などを舞台に開催される。その前日となる7日は、チームの搬入作業や整備、設営、参加者の受付などがHQ(ヘッドクォーター)となる北愛国交流広場で行なわていた。

 今回のラリー北海道は、話題が盛りだくさん。トヨタ自動車 代表取締役会長でもあるモリゾウ選手と、ユハ・カンクネン氏のデモラン、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Team(以下、TGR-WRT)のチーム代表であるヤリ-マティ・ラトバラ代表の参戦などのほか、トヨタはトヨタイムズによる生中継も一部実施。現地では準備が始まっていた。

こちらは勝田範彦選手が開発を行なっている「GRヤリス ラリー2」

 TOYOTA GAZOO Racingはすでに勝田範彦選手のマシンとして新型WRC2車両「GRヤリス ラリー2」を全日本ラリーに投入しているが、ラトバラ代表のマシンとしても「GRヤリス ラリー2」を持ち込んだ。こちらはTGR-WRTの本拠地であるフィンランドから持ち込まれたマシンで、フィンランドから開発・整備スタッフも来日している。

新型8速ATを搭載するGRヤリス DATコンセプト

 そのほか、TGRはTGRラリーチャレンジやスーパー耐久の現場でも開発中の8速ATを搭載するGRヤリス DATコンセプトも継続投入。一般公道を走るラリーという現場でクルマを鍛え、「もっといいクルマづくり」の実践を行なっている。

 これらの車両がどのような走りをするのか、そしてモリゾウ選手とカンクネン氏の走りはどのようなものなのか。現地に行くもよし、トヨタイムズで見るもよしのラリーイベントとなっている。