パイオニア、カロッツェリア「サイバーナビ」8機種をモデルチェンジ 音質とオンライン機能を使った目的地検索機能を強化

9V型ネットワークスティックセット「AVIC-CQ912III-DC」

　パイオニアは10月5日、音質をさらに強化したオンライン対応カーナビゲーション カロッツェリア「サイバーナビ」8機種を10月から発売すると発表した。価格はオープンプライスで、店頭想定価格は19万円前後～25万円前後。

　サイバーナビは、NTTドコモの車内向けインターネット接続サービス「docomo in Car Connect」に対応し、同梱もしくは別売のネットワークスティックを接続すればドコモの高速データ通信（LTE）を定額で制限なく利用でき、広いエリアで安定した通信が可能。車内に最大5台までのスマートフォンやタブレットが接続できるWi-Fiスポットを構築し、同乗者は通信量を気にすることなくオンラインの映像や音楽、ゲームが楽しめる。

　また、YouTube動画を高画質・高音質なサイバーナビで直接再生できる「ストリーミングビデオ」や家庭用ブルーレイレコーダーの映像・録画コンテンツを遠隔再生できる「レコーダーアクセス」など、ネットワークを利用した機能も搭載。ネットワークスティックセット（-DCモデル）を購入するとdocomo in Car Connectを1年間無料で利用できる。

9V型「AVIC-CQ912III」

　今回のモデルチェンジでは、原音再生にこだわった高音質を実現する設計思想「マスターサウンド・アーキテクチャー」のもと、これまで培ってきた音質設計技術と知見を活かしながら高音質パーツを惜しみなく採用し、サイバーナビ史上最高となる高音質再生を実現。今回新たに、デジタル信号処理部に限りなく正確なクロック波形を生成する新「サウンドマスタークロック」と高音質オペアンプを搭載し、音の安定性に加え、圧倒的な臨場感と音源収録時の質感まで再現した。

　さらに、カーナビ本体に内蔵された情報だけでなく、通信機能を使って常に最新の情報にアクセスし、思いついたワードから目的地を検索できる機能を搭載。思いついたキーワードを発話するだけの「フリーワード音声検索」、キーワードをナビ画面に入力するだけの「フリーワード検索」では、住所や電話番号、郵便番号の読み上げによる検索や“自宅に帰る”など、発話パターンや検索対象ワードが増えたことで、よりスムーズに目的地が検索できるようになった。

　加えて、ネットワークスティックやWi-Fiテザリングなどを利用すれば、最新の道路や施設情報を自動でダウンロードして地図情報を更新できる「自動地図更新」機能を搭載。追加費用をかけることなく最新データにバージョンアップできる期間が最大3年分（最大年6回配信、発売時～2026年10月31日）付帯され、オンラインを活用したナビ機能で、常に最新のスポット情報や地図を活用した快適なドライブを楽しめるようになっている。

　そのほかにも、使い勝手が向上した「フリーワード音声検索」「フリーワード検索」メニューをHOME画面へ配置。コンソールと一体感のある高品位なフルフラットデザインを採用し、ハードキーまでフラットにすることで、より洗練された高級感を演出した。

　同梱品として、ボリューム変更やナビ/AV画面の切り換えなどの基本的な操作に加え、地図のスケール変更やソース切り換えにも対応した「スマートコマンダー」を設定。“自宅へ帰る”などよく使う機能をワンタッチで呼び出すこともでき、運転時の確実な操作性を実現している。

8V型ネットワークスティックセット「AVIC-CL912III-DC」

8V型「AVIC-CL912III」

7V型ネットワークスティックセット「AVIC-CW912III-DC」（200mmワイドメインユニットタイプ）

7V型「AVIC-CW912III」（200mmワイドメインユニットタイプ）

7V型ネットワークスティックセット「AVIC-CZ912III-DC」（2Dメインユニットタイプ）

7V型「AVIC-CZ912III」（2Dメインユニットタイプ）

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