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ジャガー、最後の内燃エンジンスポーツカー「F-TYPE」限定モデル「F-TYPE ZP EDITION」12台日本導入
2023年10月13日 19:26
- 2023年10月13日 発表
- 2363万円
ジャガーは10月13日、2024年モデルをもって生産が終了される内燃エンジン搭載スポーツカー「F-TYPE」の限定モデル「F-TYPE ZP EDITION」を発表した。限定台数150台のうち日本にはクーペのみ12台が導入される。価格は2363万円。
F-TYPEの生産最終年となる2024年モデルに設定されるF-TYPE ZP EDITIONは、ジャガーがデザインした最後の内燃エンジン搭載スポーツカーで、最高出力575PS、最大トルク700Nmを発生するV型8気筒スーパーチャージドガソリンエンジンを搭載。インテリジェント・ドライブライン・ダイナミクス(IDD)テクノロジーを備えた全輪駆動システム(4WD)により、あらゆる路面と天候において卓越したパフォーマンスを発揮するとした。0-60mph加速は3.5秒、最高速は電子制御されており186mphとなる。
今回の限定モデルは、1960年代を象徴する「E-TYPE」の2台のレーシングカーにインスピレーションを得たものとなり、SV BESPOKEのパーソナライゼーション・エキスパートがインテリアとエクステリアのカラーを特別に厳選しているとのこと。
1台は、1961年の発売直後にレースに参戦して初勝利を挙げた「E-TYPE PROJECT ZP」を想起させるオウルトンブルー・グロスペイントに、マーズレッドとエボニーのデュオトーン・レザーインテリアを組み合わせ、もう1台にはクリスタルグレイ・グロスペイントに、ネイビーブルーとエボニーのデュオトーン・レザーインテリアを組み合わせており、どちらのボディカラーも従来のF-TYPEにはなく、6月にJAGUAR CLASSICが発表した7組限定の「E-TYPE PROJECT ZP COLLECTION」のために特別に開発されたものとなる。
また、どちらの仕様も、ドアには手作業によるポーセリン・ホワイトグロスのレーシングスタイル・ラウンデルを配し、そして同じくポーセリン・ホワイトグロスのフロントグリルサラウンドを採用。
そのほかにも、フルーテッドシートパターンのインテリア、グロスブラックのエクステリア・アクセント、グロスブラックのブレーキキャリパー、「ZP EDITION」のフェンダーバッヂ、20インチ鍛造アロイホイール(グロスブラック・ダイヤモンドターンド仕上げ)、「F-TYPE ZP EDITION」のスクリプトを配したトレッドプレートとダッシュボードなども装備し、“ONE OF 150”と刻印されたSV BESPOKEのコミッショニングプレートも装着している。