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デンソー、2024年3月第2四半期決算は売上高3兆5135億円、営業利益2118億円と増収増益 通期予想を上方修正

株式会社デンソー 代表取締役副社長 松井靖氏(左)、篠田吉正氏(右)

2024年3月第2四半期決算は売上高3兆5135億円、営業利益2118億円

 デンソーは10月31日、2024年3月期第2四半期(2023年7月1日~2024年9月30日)の決算を発表した。登壇したのは、代表取締役副社長 松井靖氏と経営戦略本部副本部長 篠田吉正氏。

 決算発表によると、2024年3月期第2四半期の売上高は3兆5135億円(前期比116.3%)、営業利益2118億円(同136.3%)、利益1689億円(同159.7%)で増収増益となった。

2024年3月期 第2四半期累計 連結決算

 増収の要因としては、半導体不足が解消に向かい車両生産が回復したことにあり、中国における外資系車両の販売不振が続くも日米を中心とした好調な車両販売、円安の進行、注力領域製品などの拡販を挙げる。

 営業利益は、電子部品を中心とした部材費高騰の継続や将来に向けた投入を加速するものの、操業度差益や為替差益、合理化努力により、前年比で増益となった。

決算のポイント
2024年3月期 第2四半期累計 売上収益
2024年3月期 第2四半期累計 売上収益
2024年3月期 第2四半期累計 営業利益増減要因
2024年3月期 第2四半期累計 所在地別
研究開発費など

 年間の業績予想は、上期の好調な実績に加え為替前提を円安に見直し、第3四半期での車両増産見込分の一部を反映することで、売上収益を7兆円、営業利益を6300億円に上方修正した。

2024年3月期 通期予想
2024年3月期 営業利益
主な財務指標の推移
株主還元