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グランツーリスモ×ブルガリ、時計ブランド初のバーチャルコンセプトカー「ブルガリ アルミニウム ビジョン グランツーリスモ」
2023年12月6日 12:16
- 2023年12月3日(現地時間) 発表
クロノグラフウォッチ「ブルガリ アルミニウム グランツーリスモ 限定モデル」2種類も発表
ブルガリは12月3日(現地時間)、スペインのバルセロナで開催されたグランツーリスモ ワールドシリーズ ワールドファイナル 2023の会場でバーチャルカー「ブルガリ アルミニウム ビジョン グランツーリスモ」を発表した。
ブルガリ アルミニウム ビジョン グランツーリスモは、2024年にグランツーリスモ7に登場予定となっている。
ブルガリ アルミニウム ビジョン グランツーリスモは、スポーティ、スマート、エッセンシャルでありながら精緻という「ブルガリ アルミニウム」からインスパイアを受けて生まれたデジタルコンセプトカー。ブルガリの誕生25周年と、自動車メーカーにグランツーリスモ上で理想のクルマを製作してもらう「ビジョングランツーリスモ(VGT)」の10周年を記念して製作された。
クルマの造形や素材・色使いは、ブルガリ アルミニウムが持つグラフィックの組み合わせとスピリットをモチーフとしていて、ボディ形状はダイナミックな走りや軽さ、ハイパフォーマンスを象徴する、スポーツカーの原型ともいえるバルケッタスタイルを採用。
デザインは、ブルガリのプロダクト クリエーション エグゼクティブ ディレクターのファブリツィオ・ボナマッサ・スティリアーニ氏と、ピニンファリーナの元デザイン・ディレクターとして知られるファビオ・フィリッピーニ氏がコラボレーションし、シンプルな幾何学的形状のピュアな組み合わせで、イタリア流カーデザインの伝統ともいえるクリエイティビティと個性的なスタイリングとなっている。
ブルガリ ウォッチのデザインを統括するファブリツィオ・ボナマッサ・スティリアーニ氏は、「ブルガリのDNAを活用する別の方法を思い描き『ブルガリ アルミニウム』と同じデザインコードからなるコンセプトカーの作成に至りました。1970年代の伝説的なイタリアのグランツーリスモカーのラインに着想を得た、幾何学的でピュアで角ばったフォルムを基調とし、スポーティなスリースポークのステアリング ホイールとウォールナットのダッシュボードが特徴です。これらが一体となることで真のブルガリの美学が生み出され、結果として実寸大においても完璧にリアルなプロポーションを備えたコンセプトカーが誕生したのです」と述べている。
ポリフォニー・デジタルの代表取締役プレジデントである山内一典氏は、「私たちは人との絆をとても大切にしています。それは今まで私たちが築いてきた数多くのコラボレーションの鍵でありましたし、私たちのプレイヤーコミュニティの魂でもあります。今回は特にブルガリのデザインを統括するボナマッサ氏と、私たちがコラボレーションをしてきたピニンファリーナの元デザイン ディレクターで、エクスプロア スタジオのメンバーであるフィリッピーニ氏との固い関係から自然な形で発生したプロジェクトでした。今年はビジョン グランツーリスモの10周年です。ブルガリ アルミニウム グランツーリスモ 限定モデルとコンセプトカーブルガリ アルミニウム ビジョン グランツーリスモはこの年にこれ以上ないくらいにふさわしいプロダクトです」とコメントしている。
また、グランツーリスモの世界観を表現した腕時計のブルガリ アルミニウム グランツーリスモ 限定モデルは、スマートさとクールさはそのままに、1990年代の伝説的なイタリアのグランツーリスモカーのダッシュボードのダイヤルにインスピレーションを得た、鮮やかなイエローを採用。堅牢で軽いアルミニウムケースや“BVLGARI”の文字が刻印されたベゼルにはソフトラバーを用いている。リューズとケースバックはブラックDLC加工が施された耐久性と軽量化を両立したチタニウム製で、10周年を記念した「ビジョン グランツーリスモ」のロゴが刻印される。
ブルガリ アルミニウム グランツーリスモ 限定モデルは、アンスラサイトのダイヤルにイエローのインデックスが施された限定1200本のモデルと、イエローのダイヤルにブラックのカウンターを合わせた限定500本モデルが展開され、価格はいずれも69万3000円となっている。