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『グランツーリスモ7』に新型マシン「SF23」登場 e-Motorsports連携に向けJRPとポリフォニー・デジタルがパートナーシップ発表

2023年4月3日 発表

SUPER FORMULAに採用される新型マシン「SF23」

 SUPER FORMULA(全日本スーパーフォーミュラ選手権)を開催するJRP(日本レース プロモーション)は4月3日、ポリフォニー・デジタルとパートナーシップを締結したと発表。4月下旬の『グランツーリスモ7』アップデート時に2023年シーズンのSUPER FORMULAに採用される新型マシン「SF23」が登場することが明らかにされた。

 4月下旬に『グランツーリスモ7』に登場する「SF23」では、「カーボンニュートラルへの対応」と「エンターテインメント性の向上」という2つのテーマに基づき、ホンダ、トヨタ、両自動車メーカーの垣根を超えて開発を進めてきた、通称「赤寅」「白寅」と呼ばれる開発車両のデザインがそのまま採用される。

 これまでに、JRPでは2019年に前期型マシン『SF19』を導入後、2020年にJAF認定の「スーパーフォーミュラ・ヴァーチャルシリーズ」や、2021年、2022年には大学自動車部対抗の「GT College League」を主催の朝日新聞社と共に実施、2022年10月には、過去3度「FIA グランツーリスモ チャンピオンシップ」でワールドチャンピオンを獲得したイゴール・フラガ選手を「SUPER FORMULA e-Motorsportsアンバサダー」として迎えるなど、e-Motorsportsとリアルモータースポーツの接点づくりを継続してきた。

 JRPでは、今回のポリフォニー・デジタルとのパートナーシップを通じ、e-Motorsportsとの連携をさらに強化し、世界のe-MotorsportsプレイヤーにSUPER FORMULAの魅力を知ってもらうと同時に、「e-Motorsportsからリアルなレーシングドライバーを目指す」というe-Motorsportsプレイヤーの夢を、段階的にサポートしていくとしている。

 なお、リアルなSUPER FORMULAについては、4月8日に富士スピードウェイで開幕。新たなマシンを操る22名のドライバーによる2023年シーズンが幕を上げる。

新型マシン「SF23」導入に合わせて、全チームのマシンのカラーリングを再現する「グランツーリスモ7リバリーデザインコンテスト」が2022年に続き実施される