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「CES2024」まもなく開幕、ホンダが新型EVを世界初公開予定 住友ゴムやクボタ初出展
2024年1月8日 07:30
- Las Vegas Convention Centerなど
- 2024年1月9日~12日(現地時間)
世界最大の技術見本市「CES2024」
世界最大の技術見本市「CES2024」が米国ネバダ州ラスベガスにおいてまもなく開幕する。プレスカンファレンスなどは1月7日(現地時間)から始まり、1月9日~12日が登録者公開日となっている。CESは2020年まではリアル開催となっていたが、CES2020終了後から新型コロナウイルスが世界的に流行し、対面イベントなどは中止に追い込まれることが多くなった。
CESも2021年はオールデジタル開催、2022年、2023は年はリアルとデジタルの併催となっていた。とはいえ、2023年1月のCES2023ではソニー・ホンダモビリティが新型EVブランド「アフィーラ」をリアルに発表するなど、2023年からはリアル開催が中心になっている。
自動車関連では、ソニー・ホンダモビリティが話題の中心だったCES2023だが、CES2024の話題の中心は本田技研工業、つまりホンダとなるだろう。ホンダは12月に、CES2024でグローバルに展開する新型EVシリーズを世界初公開すると発表しており、1月9日10時30分~11時(日本時間1月10日3時30分~4時)に行なわれるホンダプレスカンファレンスに同社取締役 代表執行役社長 三部敏宏氏と取締役 代表執行役副社長の青山真二氏が登壇するなど、その力の入れ具合が伝わってくる。
今後のホンダの基幹商品となるかもしれず、その発表には要注目だ。
住友ゴム工業やクボタが初出展
日本からの自動車メーカーという意味では、CES2023で話題となったソニー・ホンダモビリティは、昨年のソニーブースの一角ではなく、独自にブースを構える。展示内容について事前に発表されてはいないものの、ホンダと合わせて出展が気になるところだ。
サプライヤー関連では、ジャパンモビリティショーにも出展したグローバルサプライヤーのヴァレオ、ボッシュなども出展。プレスカンファレンスも行なうなど、例年同様に力が入っている。
また、ブリヂストンは昨年に引き続き出展し、住友ゴム工業は初出展。住友ゴムは、プレスカンファレンスを実施し独自技術「センシングコア」を訴求する予定だ。
農業機械などで知られるクボタもCESに初出展する。「GMB2030で志向するビジョンの一端として、心豊かな暮らしと持続可能な社会を実現する優れた技術とソリューションを、幅広いステークホルダーの皆さまに示してまいります」としており、会期開始に向け展示ブースを設営中だった。