ニュース

TDK、積層セラミックコンデンサの車載用製品「CGA」シリーズに業界最大の静電容量となる2012サイズ(2.2μF)と3216サイズ(4.7μF)

2024年3月26日 発表

積層セラミックコンデンサの車載用製品「CGA」シリーズとして、業界最大の静電容量となる2012サイズ(2.2μF)と3216サイズ(4.7μF)を開発(実際の製品にTDKのロゴは刻印されない)

 TDKは3月26日、積層セラミックコンデンサ(以下、MLCC)の車載用製品「CGA」シリーズの100V品で、業界最大の静電容量となる2012サイズ(2.0×1.25×1.25mm[長さ×幅×厚さ])の2.2μF、ならびに3216サイズ(3.2×1.6×1.6mm[長さ×幅×厚さ])の4.7μFの製品を開発し、2024年3月から量産を開始したと発表した。

 昨今、ハーネス重量軽減による自動車の燃費(電費)改善を目的として、バッテリ電圧の48V化が進んでいる。その際、電源ラインで使用される平滑およびデカップリングコンデンサとして100V品の小型大容量化の要求が高まっているという。

 今回の「CGA」シリーズの100V品では、製品設計の最適化によって小型大容量化を実現し、MLCCの部品数削減やセットの小型化に貢献する。