GM、「シボレー コルベット」特別限定車「レッドフレイムシリーズ」 赤く彩られたV8エンジンが見える40台限定モデル

特別限定車「シボレー コルベット RED FLAME SERIES」

　ゼネラルモーターズ・ジャパンは7月4日、「シボレー コルベット」の特別限定車「RED FLAME SERIES（レッド フレイム シリーズ）」を発売した。価格はクーペ3LTが1740万円、コンバーチブルが1890万円。販売台数は計40台が用意される。ステアリング位置はすべて右の設定。

　今回の特別限定車は、アメリカンスポーツカーの熱きスピリットを表現し、伝統のV型8気筒エンジンを真っ赤に彩るエッジレッドのエンジンカバーを採用することで、コルベットに宿る走りへの熱い情熱を体現。かつて初代コルベット（C1）に搭載されたエンジンカバーが特徴的なブルーで塗装されたことから、「Blue Flame（ブルー フレイム）」と呼ばれたことへのオマージュとリスペクトが込められているとのこと。

　また、V型8気筒エンジン「LT2」の存在感をさらに際立たせる特別装備「エンジンアピアランスパッケージ」を装着。これにより、クーペではビジブルカーボンファイバーの装飾パネルがエンジンを囲うように施され、コンバーチブルではルーフ開閉時にエンジンが垣間見られるクリアウィンドウ付エンジンベイパネルを日本初搭載。美しいレッドフレイムエンジンをめでることができる、限定モデルならではの特別感を演出している。

エンジンアピアランスパッケージを特別装備し、クーペ/コンバーチブルともに赤く彩られたV型8気筒エンジンがめでられるようになっている

　ボディカラーは、ブラックのレーシングストライプが施されたレッドカラーの「レッドミスト メタリック ティントコート」と日本初採用のブラック「カーボンフラッシュ メタリック」の2タイプを用意。インテリアカラーは、レッドミスト メタリック ティントコートには「ナチュラル ディップド」が、カーボンフラッシュ メタリックには「アドレナリンレッド ディップド」が組み合わせられ、アルミパーツをブラックで仕上げた「ステルスインテリアトリムパッケージ」を日本初導入し、精悍かつレーシーな印象をさらに高めている。

シボレー コルベット レッド フレイム シリーズ概要

　レッドミスト メタリック ティントコートは、ティントコートならではの深みのあるレッドカラーが特徴。そこに、コルベット栄光のサーキットパフォーマンスを象徴するフルレングスデュアルレーシングストライプが施されている。限定車専用のカーボンフラッシュペイントホイールから見えるエッジレッドのブレーキキャリパーが足下を引き締め、引き継がれてきた唯一無二の走りへの熱い想いを表現している。

　インテリアカラーは真紅のボディカラーとの美しいコントラストが映えるナチュラル ディップドを採用。ナパレザー張りの上質なGT2シートに、ステルスインテリアトリムパッケージのブラックアルミニウムトリムを組み合わせ、ドライバーとパッセンジャーをゆったりと包み込むラグジュアリーかつ高性能なコクピットとした。

レッドミスト メタリック ティントコート/ナチュラル ディップド

カーボンフラッシュ メタリック/アドレナリンレッド ディップド

　国内初採用のボディカラーとなるカーボンフラッシュ メタリックは、従来のソリッドブラックとは一線を画す、メタリックペイントならではの輝きが特徴。足まわりには、20-スポーク ミッドナイトグレー鍛造アルミホイールのリムに赤いストライプが施され、ブライトレッドのブレーキキャリパーとともに、レッド フレイム シリーズならではの特別感を演出している。

インテリアは初代モデルへのオマージュともいうべき真っ赤なアドレナリンレッド ディップドのフルレザーを採用。コンペティションバケットシートは、ステルスインテリアトリムパッケージのブラックアクセントにより、精悍かつ洗練された個性を際立たせている。