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ダイハツ「グランマックス」、トヨタ「タウンエース」、マツダ「ボンゴ」をリコール バッテリが所定の位置に保持されないおそれ

2024年7月5日 発表

 ダイハツ工業は7月5日、「Gran Max(グランマックス)」およびトヨタ自動車「タウンエース」、マツダ「ボンゴ」について計2万2616台のリコールを国土交通省へ届け出た。対象車両の製作期間は2020年9月7日~2023年12月19日。

 国土交通省は、6月25日にダイハツの不正事案に係る基準適合性の確認結果について、45車種・エンジン4機種の確認結果を公表。そのうち42車種・エンジン4機種については基準に適合していたが、グランマックス、タウンエース、ボンゴの3車種については「後面衝突時における燃料漏れ防止の基準」に不適合(いずれもトラックタイプのみ)であることを確認。国交省では、この3車種についてダイハツに速やかにリコール措置を実施するよう指導していた。

 なお、不具合はバッテリの固定具において、開発時の検証が不十分だったため、後方から衝突を受けた際にバッテリが過度に移動するとともに固定具が外れる場合があり、バッテリが所定の位置に保持されないおそれがあるというもの。

 改善策として、全車両のバッテリ固定具を対策品に交換し、バッテリストッパーを追加する。

 これまでの不具合件数は0件、事故は発生していない。