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東京ゲームショウ2024、JAF公認eモータースポーツ大会「UNIZONE」が出展 「UNIZONE」を頂点に裾野を広げるJAFの3カ年計画公表

2024年8月29日 発表

JAF公認eモータースポーツ大会「UNIZONE」が「東京ゲームショウ2024」出展

 JAF(日本自動車連盟)は8月29日、オンライン発表会を開催して、国内で唯一となるJAF公認eモータースポーツリーグ「UNIZONE(ユニゾーン)」を運営する日本eモータースポーツ機構が「東京ゲームショウ2024」(幕張メッセ:9月26日〜29日開催)に出展することを明らかにした。

 東京ゲームショウ2024のUNIZONEブースでは、UNIZONEの採用しているゲームタイトルの1つである「iRacing」内で登場するフォーミュラカーとして「SUPER FORMULA」の実車展示や試乗も実施。 そのほかにもシミュレーター体験、レーシングドライバーとeレーシングドライバーの対戦レースが実施されるという。

 eモータースポーツリーグのUNIZONEを運営する日本eモータースポーツ機構は、JAFから公認を受けた唯一のeモータースポーツ運営機関として2023年に設立された組織。同発表会では2025シーズンの計画が公表され、リーグ初年度は1シーズン制で、オンライン、オフラインを合わせて計6戦を開催予定としている。

 競技に使用するタイトルはiRacingのほか「アセットコルサ」を採用。さまざまなレギュレーションを組み合わせて、リアルスポーツでは実現できないレース、視聴体験を目指すという。

eモータースポーツリーグ「UNIZONE」2025年シーズンの計画

 また、JAFの2024年~2026年に向けたeモータースポーツ3カ年計画も公表。UNIZONEをトップカテゴリーリーグと位置付けるとともに、中間層に向けたイベントを開催するなど、裾野を拡大する施策を展開。将来的にはeモータースポーツをきっかけにリアルのモータースポーツの場に来てもらうという、モータースポーツの発展を目指す方向性が示された。

eモータースポーツに向けたJAFの取り組み