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ホンダアクセス、てぃ先生と一緒に「子育て応援スペシャルイベント powerd by FQ Kids」開催

2024年9月21日 開催

子育て期の親子から圧倒的な支持を得る てぃ先生を迎え開催された「ホンダアクセス 子育て応援スペシャルイベント powerd by FQ Kids」

 ホンダアクセスは9月21日、Hondaウエルカムプラザ青山にて子育て期の親子に向けたイベント「ホンダアクセス 子育て応援スペシャルイベント powerd by FQ Kids」を開催した。会場には触れて遊べる木製のクルマやSUPER GTに参戦しているModulo CIVIC TYPE R GTに乗車できる段ボールクラフトカーなどが用意され、来場した子どもたちが楽しめるような工夫がなされていた。

 また、「ステップワゴン SPADA」「フリード e:HEV AIR」「N-BOX」など子育て期ファミリーに人気のホンダ車も展示され、親子で自由に触れられるようになっていて、会場は賑やかな雰囲気だった。

Hondaウエルカムプラザ青山に集まった親子
会場は終始賑やかでありながら、どこかほのぼのとした雰囲気
参加者にプレゼントされた塗り絵セット
イベント中もひたすらぬり絵に夢中になっている子どももいた
FREED AIR(写真提供:ホンダアクセス)
N-BOX(写真提供:ホンダアクセス)
てぃ先生もCMに登場するSTEP WGN SPADA(写真提供:ホンダアクセス)

「育児で一番大切なことはママ、パパの楽しみもあきらめないこと!」とてぃ先生

 そんな会場では、現役の保育士としてさまざまなメディアで育児に関する情報を発信し続けているてぃ先生をゲストに迎え、トークショーが行なわれた。テーマは「子どもとのクルマでのお出かけをもっとラクに、もっと楽しくする」。

 実はステップワゴンのCMにも出演しているてぃ先生は、今や育児のジャンルでは絶大な人気を誇る育児界のスターだ。テーマに沿ってさまざまな話が進む中、家族のお出かけ前に意識したいことを問われ、「ボク、やっぱり一番大切なのは、ありきたりかもしれないんですけどママ、パパが楽しむことだと思うんです」と、てぃ先生。ママ、パパがいつでも子どもたちが楽しむことを一番に考えていることは素敵なことであり、大事にして欲しいと思う一方、多くの両親は自分が楽しいかどうかという視点が欠けていると指摘した。

 子どもたちとはもちろん、日々保護者と接している現役保育士ならではのコメントだろう。それは優しさの結果としつつも、「どこに行くか? 何を食べるか? を含めご自身が楽しめるか、おもしろいかを考慮してお出かけを考えてほしい。両親が楽しそうだったら行き先が特別なテーマーパークじゃなくたって、どこだって子どもたちも楽しいもの」と語った。

育児トークや質疑応答で盛り上がる「ホンダアクセス 子育て応援スペシャルイベント powerd by FQ Kids」。「ママ、パパは子どもたちの気持ちを優先するあまり、自分たちの楽しさをあきらめないで」と、てぃ先生。司会進行は岸和枝さん

クルマでお出かけするメリットは何といっても家族だけの個室空間ができること!

 また、クルマでお出かけするメリットを問われた際には家族だけの個室空間ができることを真っ先に挙げた。個室空間であれば泣いたって両親の耳がキンキンするくらいで誰に迷惑をかけるわけでもないのは大きなメリットだという。もちろん車の中でも子どもが楽しんでいるかを気にし続ける両親もいるが、むしろそういうことを気にしなくてもいいのがクルマでおでかけするよさだと語る。

 てぃ先生自身は子供のころ親が5回ぐらいクルマを乗り換えたとのことだが、そのクルマ毎に思い出があるという。これからの子どもたちも、そのクルマ毎の思い出ができるんじゃないかなと加えた。

ホンダアクセスの開発者も登壇したトークショー

トークショーではホンダアクセスの開発者も登壇した

 トークショーではホンダアクセスが開発・発売している子どもとのお出かけに便利な商品を紹介するコーナーもあり、それぞれの開発者も登壇した。紹介されたのは「ハンズフリースライドドア」「オールシーズンマット」「リア席モニター」「チャイルドシート」。

 子育て期には子ども、そして荷物で両手の塞がることも多い両親に便利なのが「ハンズフリースライドドア」。開発者の小川智宏氏は5歳、3歳、9カ月の3人のパパ。子育て期真っ只中だ。「オールシーズンマット」は食べこぼしなど子どもとのお出かけで何かと汚れがちな車内にピッタリなアイテム。ゴム製ではなく柔軟な樹脂製というところがミソと語ったのは橋本怜氏。

ガシガシ汚しても気にならない「オールシーズンマット」を開発した 橋本怜氏
「ハンズフリースライドドア」の実演

動画に頼る育児はダメ?

「リア席モニター」を開発した濱田浩氏も2児のパパ。トークショーでは、チャイルドシートでぐずる子どもにYouTube等の動画を見せるのはダメですか? との質問もでたが、てぃ先生は問題ないと即答する。

 ネット等で散見される、スマホなどに頼る育児に対する批判的な意見には一定の理解を示しつつも、自身の世代ではそれがTVであったと思うが、その結果今の自分が困ったり不幸せになったとは思っていないと答えた。さらにその前の世代ではおじいさん、おばあさんのように子どもの面倒をみてくれる人がいたからこそできたことがたくさんあったという。

 今の親世代が家事などをやらなければならない時に頼れるものは何ですか? という問いに、批判的な人にはその答えがないという。そういう時代に頼れるものはうまく活用しましょうと語った。

「リア席モニター」を開発した濱田氏によると、大型モニターで距離をとって見るリア席モニターはスマホやタブレットにくらべ子どもの目に優しいという。また子ども自身が勝手にさわれないからコンテンツも親が管理・確認ができ、そのコントロールもステアリングスイッチでできるなど子どもとのお出かけにはメリットが多いそうだ。

「リア席モニター」を開発した濱田浩氏
「頼れるものは上手に活用しましょう」とてぃ先生

 ちなみに「ハンズフリースライドドア」「オールシーズンマット」「リア席モニター」は人気育児雑誌が選ぶ子育てにまつわるトレンドを表彰する「ペアレンティングアワード2023」を受賞している。今回のイベントも「ペアレンティングアワード」の参加媒体である親子のためのウェルビーイング教育誌「FQ Kids」とのコラボ企画だ。

新安全基準 R129対応のチャイルドシート

新基準のチャイルドシートは何が違うのかもトークショーで解説された

 チャイルドシートについては最新の安全基準に触れながら、開発者の山崎貴博氏みずからが容易かつ確実な装着の手順を披露した。トークショーではチャイルドシートに子どもをスムーズに乗せたいがどうしたらいいでしょう、との質問もでたが、てぃ先生はそんな魔法はありませんと笑う。日頃からさまざまな育児の質問を受けるてぃ先生だが、こればかりは日々積み重ねしかないという。ただ、お水を飲むコップや、日常的に遊ぶおもちゃとくらべると接する機会が少ないチャイルドシートだけに、クルマから外して部屋でもチャイルドシートに座りながらパパとお話ししたり、おやつを食べたりという楽しい時間を過ごしてみたらどうかと提案した。そういう観点で見ても、やはり着脱が簡単で確実なチャイルドシートは有効だ。

みずからチャイルドシートの装着を実演した開発者の山崎貴博氏
新安全基準 R129対応のチャイルドシート

 そのほか、さまざまな質疑応答やホンダのストライダーなどの商品が当たる抽選会など盛りだくさんのプログラムが催された。「子どもとのクルマでのお出かけをもっとラクに、もっと楽しくする」をテーマとしたイベントだけに、Hondaウエルカムプラザ青山にはクルマであちこちに出かけたいパパ、ママ、そして子どもたちが大勢集まり、会場は終日賑やかであると同時に、どこかほのぼのとした雰囲気に包まれていた。

プレゼント抽選会ではホンダのストライダーなどさまざまな商品が用意された
ストライダーが当たったのはママインフルエンサーのMAAMI(長谷川真美)はちきゅう兄弟ママさん
会場のいたるところに優しさとかわいらしさがあふれるイベントだった