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光岡、ノア/ヴォクシーベースの「搬送車(寝台車)」棺室内に大幅な設計変更

2024年10月1日 発売

搬送車(寝台車)を一部改良

 光岡自動車は、霊柩車や搬送車の製造販売を行なう特装グループにおいて、トヨタ自動車「ノア」「ヴォクシー」をベースに生産する搬送車(寝台車)を一部改良し、10月1日に発売する。

 今回の改良は、2022年10月の現行型販売開始より200台以上を納車してきたノア/ヴォクシーベースの搬送車(寝台車)ユーザーからの声をもとに、棺室内(棺やストレッチャーを車載するスペース)に大幅な設計変更を行ない、使い勝手の良さとメンテナンス性の向上を図った。

 同時に材料の見直しも行ない、従来の合板からエコマーク認定商品である内装用低圧メラミン化粧板「メラスパン」を採用したことにより、車輌製造時に使用する石油由来の接着剤の使用量を80%程度削減するなど、環境負荷の低減を図った製品になっているという。

 また、内装のデザインにもこだわり、内装カラーは白木目と茶木目の2色から選択を可能とし、どちらも居心地が良く心温まる雰囲気を演出するとのこと。

搬送車(寝台車)はノア/ヴォクシーベース
内装カラーは白木目と茶木目の2色から選択可能