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パイオニア、フローティングタイプの10.1インチ大画面ディスプレイオーディオ「DMH-SF900」 ワイヤレス接続「Apple CarPlay」「Android Auto」対応

2024年10月10日 発表

オープンプライス

ディスプレイオーディオ「DMH-SF900」

 パイオニアは10月10日、ワイヤレス接続での「Apple CarPlay」「Android Auto」に対応したフローティングタイプのカロッツェリア10.1インチディスプレイオーディオ「DMH-SF900」を10月に発売すると発表した。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は13万円前後。

ワイヤレス接続での 「Apple CarPlay」 「Android Auto」 に対応

 ワイヤレスで自動的に「Apple CarPlay」「Android Auto」に接続できるため、乗車してすぐに iPhone や Android スマートフォンにインストールした対応アプリを本体ディスプレイに映し出し、タッチパネルで操作可能。ナビアプリを大画面に表示して使用できるほか、SiriまたはGoogleアシスタントによる音声制御もサポート。走行中でも画面を注視せずに目的地の検索や音楽再生、ハンズフリー通話、テキストメッセージ送信などを行なえる。

USBケーブルで接続しなくても「Apple CarPlay」「Android Auto」が使用可能

「ルミナスバー」を搭載したフローティングタイプの10.1インチ大画面ディスプレイ

 1DINサイズのフローティング構造により、10.1インチの大画面モデルを幅広い車種(392車種)に取り付け可能。高解像度(276万4800画素)なHDパネルの採用に加え、視野角の広いIPS方式と黒色再現性に優れたNormally Black方式を採用。高透過率の静電容量方式タッチパネルや高輝度LEDバックライトを組み合わせることで、鮮明かつ高コントラストな映像表現を実現。HDMI入力にも対応しているため、スマートフォンの映像を高画質で再生可能とした。

 また、ディスプレイの上部に、音楽やナビアプリのルート案内に合わせてイルミネーションが連動する「ルミナスバー」を新たに搭載。再生中の楽曲に合わせて光で演出する「ミュージックライド」で車内を彩るほか、ナビの右左折案内に合わせて光る「ルートガイダンスサポート」で、視覚的に運転を支援する。

ディスプレイ上部に音楽やナビアプリのルート案内に合わせてイルミネーションが連動する「ルミナスバー」を採用

専用アプリ「PxLink」などの新しいインターフェースで、操作性と利便性を両立

 新たに開発した専用アプリ「PxLink」では、楽曲の再生/停止やイコライザー設定、FMラジオへの切り替えなど、40種類の操作キーからよく使うものを選択し、最大3ページ分スマートフォンの画面上に配置可能。これにより、「Apple CarPlay」「Android Auto」の地図画面などを表示したまま、スマートフォンで同機を操作できる。また、同機の壁紙を自分好みに設定できるほか、「PxLink」で最新ファームウェアをダウンロードし、ワイヤレスで本機をアップデートすることも可能。

 そのほかにも、充実したオーディオ能力を備え、さまざまな対応アプリを同機の画面上で楽しめる「WebLink」、純正ステアリングリモコン、HDバックカメラ(「ND-BC300」)、純正バックカメラ(駐車をアシストするガイド線表示も可能)などに対応した。

専用アプリ「PxLink」のアプリ画面イメージ