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ABEMA、WRC最終戦「ラリージャパン」の一部SSを無料生中継 「ラリージャパンチャンネル」新規開設

2024年10月18日 発表

「ラリージャパン」の楽しさを伝える「ラリージャパンチャンネル」ABEMAに新規開設

 ABEMA(アベマ)は10月18日、世界ラリー選手権(WRC)の最終戦となる「ラリージャパン2024」(11月21日~24日開催)の一部スペシャルステージ(SS)を無料生中継するとともに、ラリーウィークの11月18日から「ラリージャパンチャンネル」を開設すると発表した。

 ラリージャパンチャンネルでは、大会の生中継に加え、直前特番や2024年の過去大会の再放送など充実したラインアップを無料で配信。18日から大会最終日を迎える24日まで昼12時から関連番組を毎日放送するほか、大会をより楽しむためのオリジナル直前特番「ラリージャパンを100倍楽しむ方法を徹底解説」では神技やクラッシュなどWRCの魅力を伝えるだけでなく、ラリージャパンを楽しむための注目ポイントを凝縮して伝えるとしている。

 またトヨタ自動車が運営するオウンドメディア“トヨタイムズ”とも連動企画を実施。WRCに出場する「TOYOTA GAZOO Racing World Rally Team」のドライバーやチームスタッフをトヨタイムズが取材し、その内容を「ABEMA」でも紹介する。

 さらに、2024年シーズンの第1戦モンテカルロから第12戦セントラル・ヨーロピアンラリーまで、ラリージャパンへとつながる過去大会全12戦を全て無料で視聴可能としている。

 WRCはFIA(国際自動車連盟)が主催する自動車競技の世界選手権の1つで、1973年に創設されてから40年以上の歴史を誇るスプリントラリーの世界最高峰の大会。SSと呼ばれる、交通が遮断された一般道を市販車ベースのマシンで走り、SSの区間タイムを競う。

 サーキットレースとは異なり、スペシャルステージでは1台ずつの走行が基本で、各車は1~3分の間を置いてスタート。スペシャルステージは3~4日間にわたって行なわれ、スペシャルステージの合計タイムによって、競技最終日の日曜日に勝敗が決まる。SSはターマック(舗装路)、グラベル(未舗装路)、スノーなどさまざまなコンディションの道で行なわれ、ラリーごとにコースのキャラクターは大きく異なることも特徴となっている。

 また、SSとSSの間は公道を走行して移動し、その移動区間では他の一般車と同様に交通ルールを守って走らなければならず、ドライバーと、コ・ドライバーの2人がペアを組んで戦うといったラリーならではの独自のルールが課せられている。

 ABEMAでは、WRCの2024年シーズン全13戦を無料中継しており、WRCの日本ラウンドとなる「ラリージャパン2024」は、世界各国全13戦で開催される最終戦として愛知県と岐阜県各地で開催される。