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SUPER GT最終戦鈴鹿、36号車 au TOM'S GR Supraの坪井翔/山下健太が予選でチャンピオンを決める GT300は88号車 Lamborghini GT3の小暮卓史/元嶋佑弥がポール獲得
2024年12月7日 18:01
冬の鈴鹿でSUPER GTチャンピオン決定戦
12月7日~8日の2日間にわたってSUPER GT第5戦鈴鹿が鈴鹿サーキットで開催されている。SUPER GTは年間8戦で戦われているが、この第5戦鈴鹿は本来8月に行なわれるもので、天候の問題により12月初旬へと移動した。
通常、夏休みの後半に真夏の鈴鹿戦として戦われているものが、冬に移動することで大きく環境が変わっており、チャンピオン決定戦としての位置づけのほか、どれだけ戦いが激しくなるのかにも注目が集まっていた。
というのも、一般的に温度が下がるほど空気密度が高まり、とくにターボ車などでは出力が向上しやすくなる。もちろんタイヤにとってはグリップが低下していく傾向となるが、タイム的なメリット・デメリットを考慮した場合、そこそこの温度の低さはメリットになる場合が多い。
そのため、公式練習や予選からコースレコードがどんどん出る戦いとなっていた。
GT500は、予選で36号車 au TOM'S GR Supra(坪井翔/山下健太)がポールポジション。シリーズチャンピオン確定
今シーズンのSUPER GTの予選はQ1とQ2のドライバーの合算タイムで順位が決まる。最終戦をポイントランキングトップで迎えた36号車 au TOM'S GR Supra(坪井翔/山下健太)は、予選でポールポジションを取ればシリーズチャンピオンが決まる状況。そのため、36号車の走りが注目されていた。
Q1は山下健太選手が担当し、コースレコードとなる1分43秒737を記録。ノーウェイトでノーハンデとなる最終戦において、直接のライバルとなる100号車 STANLEY CIVIC TYPE R-GT(山本尚貴/牧野任祐)を抑えて3位のタイムを記録。
Q2は坪井翔選手が担当し、やはりコースレコードとなる1分43秒271を記録してQ2全体では3位のタイム。2人のドライバーが安定して速いタイムを記録したことにより、36号車 au TOM'S GR Supraのシリーズチャンピオンが確定した。
坪井選手はスーパーフォーミュラのチャンピオンと合わせて、ダブルタイトルを獲得。2021年、2023年に続いての3度目のGTチャンピオンで、50周年を迎えたトムスで2連覇も獲得した。
山下選手も2019年に続いて2度目のGTチャンピオンを獲得。シーズン当初から強さを発揮していた36号車 au TOM'S GR Supraが、翌日の決勝レースを前にシリーズチャンピオンに輝いた。
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— TOYOTA GAZOO Racing (@TOYOTA_GR)December 7, 2024
SUPER GT 2024 GT500 CHAMPIONS🏆✨️
#36 au TOM'S GR Supra・坪井 翔・山下 健太
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