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カーメイト、大型自転車にも対応するサイクルアタッチメントINNO「タイヤホールド3」

2024年11月20日 発売

6万1600円

カーメイトがサイクルアタッチメントの3代目となる「タイヤホールド3」を発売した

 カーメイトは11月20日、ルーフキャリアブランド「INNO(イノー)」から、サイクルアタッチメントの新製品「タイヤホールド3」を発売した。価格は6万1600円。

 INNOの「タイヤホールド」シリーズは、自転車のフレームをつかまずタイヤをホールドする独自機構が特徴で、2011年7月に初代、2015年3月に2代目モデルが登場。今回、近年のマウンテンバイクの大型化を受け、ホイールベースの対応サイズを拡張するなど、大型自転車に対応したほか、オプションパーツによって自転車の多積載やほかのアタッチメントとの併用もよりフレキシブルに進化させた。

フレームやホイールをつかまず、アームでタイヤをホールドする独自機構を採用。カーボンフレームや異型フレームの自転車でも、傷つけることなく積載できる

 大型自転車への対応については、対応できる最大ホイールベースを1300mm幅まで伸長したほか、より太いタイヤに対応できるように最大タイヤ幅を3インチに拡張。また、大型化するブレーキローターに対しては、アジャストカバーの形状を変更し、ブレーキローターと干渉しないように設計することで、大径220mmローターにまで対応させた。

タイヤ幅3インチ、大径220mmブレーキローターなど、大型自転車へ対応させている

 また、前モデルでは「着脱式」だったタイヤアジャスターを「スライド式」に変更したことで、タイヤサイズに合わせた調節が簡単になり、アジャスター紛失のリスクも軽減させている。

タイヤアジャスターはスライド式に変更され、タイヤサイズに合わせた調節が簡単になった

 また、オプションの「タイヤホールド3用 Tスロットオプション」を使用すれば、「Tスロット取り付け」に対応でき、ベースバーを端まで活用した取り付けが可能になり、自転車の積載数を増やしたり、ルーフボックスやルーフラックなどのアタッチメントと併用しやすくなる。そのほかにも、オプションの「タイヤホールド3用アジャスターオプション」を装着することで、20~24インチの小型自転車も積載可能になる。

オプションの「タイヤホールド3用 Tスロットオプション」は6050円。ベースキャリアのバーの下に取り付け金具が露出しないスタイリッシュな取り付け方法を実現するほか、Tスロットに取り付けることで複数積載に対応できる
オプションの「タイヤホールド3用アジャスターオプション」は4620円。装着すれば20~24インチの小型自転車も積載可能となる
使用しないときはコンパクトにたためるようになっている

「INNO タイヤホールド3」商品概要

・品番:INA396
・カラー:ブラック
・価格:6万1600円
・サイズ:195×1445×235mm(高さ×幅×奥行き)
・製品重量:7500g
・最大積載量:23kg
・適合タイヤサイズ:25~29インチ
・適合タイヤ幅:18C~3インチ
・適合ホイールベース:850~1300mm

「INNO タイヤホールド3」装着イメージ