カー用品ブランド「CRUZARD」の新商品を紹介! コメリは2月7日、アウトドア新製品体験会を開催。アウトドア専門ブランドである「Natural Season」をメインに、カーライフを快適に過ごすための商品を扱う「CRUZARD(クルザード)」の2025年春の新商品を展示した。
本稿では、CRUZARDの注目アイテムを中心に紹介する。なお、新商品はすべて2月中旬以降に店舗やオンラインストアで購入可能。すでに販売されている一部商品については、人気につき品切れの場合もあるのでご注意いただきたい。
まずは、3月中旬に発売予定となる鉄粉除去クリーナー。容量700mlで、価格は1580円。これまでも鉄粉除去クリーナーを販売していたが、今回発売される製品は、従来のものに比べて約2倍となるチオグリコール酸アンモニウム有効成分を配合することで、鉄粉除去能力を向上。鉄粉やサビへの化学反応に夏場は3分、冬場は5分ほどの時間がかかるとのことだが、車両の状況にもよるとしながらも1回の施工で鉄粉を落とせるとした。
従来の約2倍の成分を配合し、強力な鉄粉除去能力を備えた鉄粉除去クリーナー(700ml/1580円) 次に紹介する注目アイテムは、タイヤハウスブラシ。価格は1480円で、2月中旬に発売予定だ。ブレーキパッドによって削られたブレーキローターの鉄粉=ブレーキダストなどにより意外と汚れやすいタイヤハウス内を洗うためにブラシの長さを設計し、やわらかい持ち手を採用することで万が一クルマのボディに当たったとしても傷がつきにくくした。さらに、持ち手の先端にひもを付け、そのひもに腕を通すことで手が滑ってもクルマに当たったり地面に落ちたりしない工夫が施されている。
ブラシの長さ、持ち手の長さ、使いやすさにとことんこだわって開発したというタイヤハウスブラシ(1480円) また、洗車時にスポンジやモップの置き場所に困った経験はないだろうか? そんなときに便利なグッズとして新たに洗車バケツポケットをラインアップ。こちらの価格は798円で、3月上旬~中旬に発売予定となる。カーシャンプーを入れたバケツなどに引っかけることができ、洗車で使ったスポンジやモップを置けるようになっている。さらに筆置きも設けられており、細かい部分を洗うために使ったディティールブラシなどを立てかけられる。加えて、洗車後は使ったバケツにそのまますっぽり収納可能。置き場をとることなく保管できる。
洗車バケツに引っかけられる洗車バケツポケット(798円)。推奨はCRUZARDの洗車用バケツ(20L)とのことだが、市販の洗車バケツにも取り付けできる場合がある。CRUZARDの洗車用バケツと合わせて使うと、バケツ内にポケットを2つ収納できる そのほかにも、ワックスやコーティングを施工する前の下地処理ができるマイクロパウダー入りシャンプー(1L/598円)や、細いスポークのホイールも楽に洗えるホイールブラシミニ(798円)やマイクロファイバーモップ スリム(798円)、ストッパー付きタイヤキャリー(2980円)などの2月中旬~下旬発売予定の新商品を展示。
マイクロパウダー入りの下地処理シャンプー(1L/598円)。ボディについた水アカや劣化したコーティングを落とし、ワックスやコーティングをよりきれいに施工できる。なお、マイクロパウダーが入っているのでフォームガンには使用できない 左が細いスポークも楽に洗えるホイールブラシミニ(798円)。右のすでに発売されているホイールブラシ(1280円)に比べてひとまわり小さい。折り曲げられるためホイールの裏側もスッキリ洗える 新商品のマイクロファイバーモップスリム(左/798円)と、現在販売中のマイクロファイバーモップ(右/998円)。マイクロファイバーなので洗剤をたっぷり保持しながら、汚れをしっかりキャッチ。こちらも折り曲げてホイールの裏側を洗える キャスターが付いているので簡単に移動でき、2か所にストッパーが付いているので楽に固定できる すでに販売されている商品では、人気の泡洗車用フォームガン(1480円)や充電・加圧式電動フォームガン(2980円)、拭き上げがしやすいネコソギドライクロス(1480円)といった洗車用品から、色あせてきたバンパーやフェンダーといった樹脂製パーツの黒ツヤを復活させる未塗装樹脂コーティング剤(1589円)、注ぎ口を広くすることで作業性を高めたオイル受け皿(8L/798円)なども展示された。
専用シャンプーを使うことでもこもこの泡が作れる泡洗車用フォームガン(左/1480円)と、充電・加圧式電動フォームガン(右/2980円) スイッチを押すだけで、へたれにくいもこもこの泡が出る。電動フォームガンと比べると、手動で加圧するタイプの方が価格が安いからか人気があるという 広い範囲の拭き上げができる90×40cmという大判のネコソギドライクロス(1480円) 樹脂製パーツのツヤを復活させる未塗装樹脂コーティング剤(1589円) 注ぎ口を広くすることでオイルをあふれづらくして、作業性を高めたオイル受け皿(8L/798円) ヘッドライト表面の黄ばみも溶かして落とす、水アカ汚れピッチ・タール洗浄剤(500ml/1380円)。人気商品のため、品薄になっているという 水アカ汚れピッチ・タール洗浄剤でも汚れがスッキリしないときにオススメなのが、ヘッドライトの黄ばみやくすみを削り落とすヘッドライトクリーナー(898円) ヘッドライトがきれいになったら、その状態を維持するためのヘッドライトコーティング剤(798円)もラインアップ LEDヘッドバルブ(左/3980円)、LEDヘッド&フォグ(右/3980円)も販売中 塗るだけ簡単のさび取りジェル(180g/990円)と、液に漬けておくだけでサビを浮かせるサビ取りリキッド(500ml/998円) 金属摩擦に特化したプロスペックな超極圧系高級潤滑剤アンカールブ(420ml/2480円)。自転車のチェーンやクルマのスライドドアに使えるという 展示会では、コメリ 執行役員 日用品・家電・カー・レジャー用品商品部 ゼネラルマネジャーの大石一範氏があいさつし、Natural SeasonやKRUZARDのブランドコンセプトと、注目商品を紹介。「われわれホームセンターが何を得意とするかと言えばやはり価格ということになります。当然、ただ価格が安いだけではなく、確かな品質や機能性を織り交ぜながら、手ごろな価格で商品作りをするという考えで商品開発を行なっております」と商品特徴を説明。
株式会社コメリ 執行役員 日用品・家電・カー・レジャー用品商品部 ゼネラルマネジャー 大石一範氏 アクティブウェアブランド「SOLVIC」の紹介スライド 金属のフレームを用いず、空気だけで設営できるエアーフレームテントセット(4万9800円)。4月中旬発売予定。4~5人用のファミリーサイズで、収納バッグと空気入れがセットになる。設営にかかる時間は約1分30秒、ポンプを押す回数は150回ほど。撤収にかかる時間は空気を抜くだけなので約3秒とのこと タフクーラーバックパック(25L/4980円)。3月中旬発売予定。底と側面に20mmの極厚ウレタンを採用し、長時間の保冷が可能。軽くて持ち運びしやすく、バックパックとして背負うこともできる 真空パネルクーラーボックスは、22L(1万2800円)と36L(1万4800円)の2タイプをラインアップ。3月中旬発売予定。冷蔵庫にも使われる真空パネルを採用することで、冷蔵庫とほぼ同じ温度を約60時間にわたって保てる能を確保している。36Lタイプはボックス内に飲み物などを入れて重くなっても持ち運びしやすいようにハンドルとキャスターが付いている 取材時、約24時間前にクーラーボックスへ入れたという氷はほとんど溶けていなかった。もちろんクーラーボックスの内部はヒエヒエ。夏場は大いに活躍しそうだ