ニュース
アウディ、新型「A5」シリーズ発売 セダンの「A5 TFSI」で599万円から
2025年2月17日 14:59
- 2025年2月17日 発売
アウディ ジャパンは2月17日、アウディのベストセラーモデル「A4」を引き継ぐ新しいモデルシリーズとして新型「A5」シリーズを発売した。
「A5」シリーズは、アウディの電動化戦略に沿うモデルレンジ再構築によって、内燃機関プラットフォームを採用するセダンの「A5」、ステーションワゴンの「A5アバント」、そのスポーツグレード「S4」「S4アバント」をラインアップ。価格は599万円〜1060万円。発売記念のグローバル限定モデル「edition one」が821万円〜846万円。
新型A5シリーズのモデルラインアップ
新型A5シリーズには、出力の異なる2種類の直列4気筒2.0リッター直噴ターボ「TFSI」ガソリンエンジン、または直列4気筒2.0リッター直噴ターボ「TDI」ディーゼルエンジンを搭載。
TFSIガソリンエンジンは、VTG(可変タービンジオメトリー)付きのターボチャージャーを装備し、最高出力110kW、最大トルク280Nmの仕様は2WD(FF)モデル、最高出力150kW、最大トルク340Nmの仕様は、AWDクラッチ付き「quattro」の4WDモデル。ともに、トランスミッションは7速DCTの「Sトロニック」が組み合わされる。
TDIディーゼルエンジンは、最高出力150kW(204PS)、最大トルク400Nmを発生し、新開発の48V「MHEV plus」テクノロジーの採用により加速性能を向上、燃費も欧州参考値で最高20km/Lを達成。AWDクラッチ付き「quattro」の4WDで7速DCT「Sトロニック」トランスミッションと組み合わされる。
A5シリーズのスポーツグレード新型「S5」「S5アバント」
A5シリーズのスポーツグレードとなる新型「S5」「S5アバント」は、最高出力270kW(367PS)、最大トルク550Nmを発生するV型6気筒 3.0リッター「TFSI」ガソリンエンジンを搭載。今回初めて可変タービンジオメトリー(VTG)付きターボチャージャーが装着された。また、新しい48Vの「MHEV plus」システムにより、特定の条件下で完全な電動走行を可能とし、電動ドライブコンポーネントの高い回生性能によるCO2排出量の削減を実現させた。
アップデートされたDCT(デュアルクラッチトランスミッション)の「Sトロニック」は、より高いトルクに対応できるように設計されており、フロントアクスルの軽量化により、軽快なハンドリングを実現し、優れた加速性能と燃費性能を発揮。また、トルクベクタリングを備えたリアスポーツディファレンシャルと19インチアルミホイールを標準装備として、ダイナミックな走行性能と俊敏なハンドリングを実現させるという。
2タイプ計150台の生産初期グローバル限定モデル「A5/A5 アバント edition one」を同時発売
新型A5シリーズの日本導入に際し、世界的な発売を記念して作られた限定モデル「A5/A5アバント edition one」が同時発売される。
ダーク Audi rings & ブラックスタイリングパッケージ、ライティングパッケージ、テクノロジーパッケージプロを装備する「S line」をベースに、エクステリアには、限定モデル「edition one」のために用意されたマグネシウムグレーがアクセントになるフロントエアインレットと、ディフューザートリム、3色の色分けが施された20インチブラックメタリック&マットネオジムゴールド ポリッシュトのAudi Sport製マルチスポーク Sデザインアルミホイールを装備。
ボディカラーはマグネットグレーとグレイシアホワイトメタリックの2色を用意。インテリアカラーは、ともにパステルシルバーを特別採用しており、いずれも人気の高いパッケージを標準装備した。
【訂正】2月18日:ニュースリリースの内容に訂正がありました、記事の内容についても訂正させていただきます。