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オートバックス、クルマもバイクも楽しめる賃貸ガレージハウス「BACSPOT相模原」公開 鈴木亜久里氏も来場

2025年3月14日 公開
オートバックスが手がけた賃貸ガレージハウス「BACSPOT(バックスポット)相模原」

クルマ好きが手がけたクルマ好き/バイク好きのためのガレージハウス

 オートバックスセブンは3月14日、賃貸ガレージハウス「BACSPOT(バックスポット)相模原」の完成内覧会を開催した。

 BACSPOT相模原は神奈川県相模原市の圏央道 相模原愛川ICから約1.2km、JR相模線 原当麻駅から約400mという立地にあり、軽量鉄骨造2階建てで、総戸数は7戸(A棟4戸、B棟3戸)。内外装ともに黒を基調とし、各ガレージ内のホビースペースはガレージスタイルに合わせてスペースを活用できる格納式間仕切りを採用した。さらに、車両の出入りに連動して自動開閉するとともに、スマホで遠隔操作できるハイスペック電動シャッターを備えるほか、遠隔操作できるガレージ内カメラ、純水器や温水対応の洗車用分岐水栓も用意される。

 間取りは1階にガレージ、2階に居住スペース+ロフトで共通で、ガレージと居住スペースの広さは29.23m 2 ~46.77m 2 、ロフトは12.42m 2 ~19.87m 2 。ガレージには車両1台とバイク1台が置けたり、普通車と軽自動車を置けたりする。また、居住スペースの設備は浴室乾燥/追い焚き機能付きユニットバス、2口IHコンロ付きキッチン、暖房機能付き温水洗浄トイレ、独立洗面化粧台などを備えている。

 なお、一部間取りはまだ入居可能とのこと。詳しくは日本中央管財に問い合わせてみてほしい。

BACSPOT相模原は、愛車をめでるだけでなく、愛車を洗車したり、軽整備をしたりして、愛車とのガレージライフを楽しむための賃貸ガレージハウス
一番広い部屋はガレージと居住スペースともに46.77m2という広さがある。すでに入居者は決まっているという
各ガレージ内に開閉できるホビースペースを設けているのが特徴。洗車設備も整っており、純水器が標準で用意されている
こちらはまた別の間取り。クルマを1台、バイクを1台置けるだけでなく、作業もできるようなスペースも確保されている
こちらはさらに別の間取りで、バイクを3台駐車した場合のイメージ。なお、今回の内覧会用に用意された車両は、オートバックス社員が実際に所有している車両だという
ホビースペースの活用イメージ。クルマやバイクに関するものだけでなく、趣味のアイテムを置けば、間違いなく気分が上がるだろう。なお、家具や小物は撮影用なので賃貸ガレージハウスの備品には含まれていない
一番広い部屋の居住スペース。ガラス張りの大きな窓で外がよく見える
一番広い部屋のみ、寝室も設けられている
寝室には広々としたクローゼットも備わる
ロフトは高めの位置に設けられているので、圧迫感はまったくない。ロフトのスペースも広々としている
キッチン
独立洗面台
トイレ
浴室乾燥機能付きバスルーム。追い焚きも可能

 オートバックスが賃貸ガレージハウス事業を2019年に始めてから、2019年4月には「INCELL花畑」(東京都足立区)を取得し、2021年3月に「BACSPOT朝霞」(埼玉県朝霞市)を建設。今回のBACSPOT相模原が3物件目の賃貸ガレージハウスとなるのだが、BACSPOT相模原はクルマ好きという社員が手がけた“クルマ好き、バイク好きのこだわりを詰め込んだガレージハウス”になるという。

 具体的には、セキュリティとしてALSOK(1年目無償、2年目以降有償)を契約しているだけでなく、敷地内入口などに防犯カメラを設置するとともに、ガレージ内にも遠隔操作できるカメラを設置している。また、敷地の入口に集合ポストを設け、宅配ボックスも各戸の玄関ではなく集合ポスト付近に設置することで、人の出入りを最小限にして“どんなクルマやバイクがあるのか”を徹底して分かりづらくしているという。

 さらに、ガレージ内でクルマやバイクのメンテナンスなどがきちんとできるよう、ガレージの広さにもかなりこだわっており、ガレージ内でしっかりとクルマのドアを開け放てるスペースを確保。最も広い間取りの部屋ではクルマを2台駐車しても、ガレージライフを十分楽しめるような広さとしている。

 また、愛車とのガレージライフを楽しめるような作りとなっていることから、スーパーカーをめでるためのガレージではなく、「本当にクルマが好きで、洗車や軽作業を自分で行なうような人に入居してほしい」とのこと。特に、「バイクを好きな人にもオススメ」とのことで、セキュリティがしっかりしたBACSPOT相模原で、愛車のメンテナンスを楽しんでほしいという思いもあるとした。

クルマ好き/バイク好きによる、クルマ好き/バイク好きのための賃貸ガレージハウス。入居者は40~50代の方が多いという。また、実際に住む人と、拠点として通ってくる人の割合は半分くらいとのこと

 今後の展望としては、国道16号の内側でクルマやバイクに乗って出かけやすいエリアに、新たな賃貸ガレージハウスを建設していきたいとのこと。ただ車両の保管スペースがあるだけでなく、山へ行ったり、海へ行ったり、そこを拠点にして出かけることで、楽しめるような場所にしたいという考えを明かしてくれた。

鈴木亜久里氏も来場

 完成内覧会当日はARTA総監督 鈴木亜久里氏も見学に訪れていた。自身のガレージハウスを所有しているという亜久里氏は「ガレージの上に家があるだけじゃなく、洗車ができるようになっているし、セキュリティに関してもしっかりしていて、いろんな部分がよくできていると思った」と、BACSPOT相模原の設備に関心した様子。「家賃も安いし、クルマで移動する人や趣味の家としてもとてもいいと思う」と、話していた。

ARTA総監督 鈴木亜久里氏
壁面には亜久里氏のサインが記されていた