東京電力、「i MiEV」などの電気自動車を業務用車両に本格導入
首都圏などで310台を導入。プラグインハイブリッドカーも市販化後に導入予定

三菱「i MiEV」(東京電力オリジナルデザイン)

2009年5月26日発表


 東京電力は5月26日、2009年7月頃より業務用車両として電気自動車310台程度を、首都圏の同社事業所などを中心に順次本格導入すると発表した。

 東京電力では、自動車メーカーと共同で電気自動車の共同や実用性評価を実施しており、2007年度経営計画にて保有する約8500台の業務用車両のうち3000台程度を電気自動車に換装する目標を掲げている。今回、実用性評価で日常業務への適用性が確認できたことから、電気自動車の本格導入について具体的な計画を決定したと言う。

 導入する電気自動車は、三菱自動車工業の「i MiEV(アイ ミーブ)」と、スバル(富士重工業)の「スバル プラグイン ステラ」で、電気自動車であることをアピールする同社オリジナルデザインを施す。東京支社や神奈川支社といった事業所や、福島第一原子力発電所といった発電施設などで合計310台を順次導入するほか、同社が開発よおび実証試験を実施してきた急速充電器も合計43台設置する。

 このほか、充電可能なハイブリッドカーであるプラグインハイブリッドカーについても、市販化が開始された段階から10台程度導入する予定だとしている。

スバル「スバル プラグイン ステラ」(東京電力オリジナルデザイン)


(編集部:)
2009年 5月 28日