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スズキ、インドで鈴木修相談役のお別れの会 「Osamu Suzuki Centre of Excellence」設立を発表
2025年4月24日 15:38
- 2025年4月24日 発表
スズキは、2024年12月25日に逝去したスズキの鈴木修相談役のお別れの会をインドで開催したと発表した。
お別れの会は、スズキの鈴木俊宏代表取締役社長、スズキのインド子会社マルチ・スズキ(マルチ・スズキ・インディア)のR・C・バルガバ会長の出席のもと、4月23日にインド国際会議・博覧センター(Yashoboomi)で行なわれた。
お別れの会には政府関係者、販売店、お取引先、マルチ・スズキの元従業員など、約900人が来場。会場では、祭壇のほかに「鈴木修 語録」、年表・足跡、映像や愛用品などを展示した展示会場が設けられたほか、インドで初めて生産した四輪車「マルチ800」と、インドのグジャラート工場で生産するスズキ初のBEV(バッテリ電気自動車)「e VITARA」なども展示された。
また、お別れの会の会場において、スズキとマルチ・スズキがインドのグジャラート州とハリヤナ州にOSCOE(Osamu Suzuki Centre of Excellence)を設立することを発表。OSCOEは、インドへの進出を決断し、インドの自動車産業の発展に貢献してきた鈴木修相談役の経営とモノづくりの哲学をインドの人たちと共有し、サプライチェーンの強化や日本のモノづくりの継承を通じて、インドの自動車産業のみならず、さまざまな製造業の成長に寄与することを目的にしている。
スズキ代表取締役社長の鈴木俊宏氏は「スズキは1983年にインドに進出して以来、インドと共に歩んでまいりました。そして、インドはスズキにとって最も重要な市場の一つとなりました。スズキは、Osamu Suzuki Centre of Excellenceの設立を通じて、インドのみなさまと鈴木修相談役のチャレンジ精神や哲学を共有し、今後もインドの発展に貢献してまいります」とコメントしている。