パイオニア、9インチ大画面ディスプレイオーディオ「DMH-SF600」 フローティングタイプでワイヤレス接続の「Apple CarPlay」「Android Auto」に対応

ワイヤレス接続での｢Apple CarPlay｣｢Android Auto｣に対応

　パイオニアは5月8日、カロッツェリア9インチディスプレイオーディオ「DMH-SF600」を発売すると発表した。ワイヤレス接続での「Apple CarPlay」「Android Auto」に対応したフローティングタイプのディスプレイオーディオとなり、発売時期は5月。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は10万円前後。

　DMH-SF600では、ワイヤレスで自動的に「Apple CarPlay」「Android Auto」に接続できるため、使い慣れたiPhoneやAndroidスマートフォンと手軽に連携させて、さまざまなコンテンツを大画面で楽しめるようにした。

　ワイヤレスで自動的に｢Apple CarPlay｣｢Android Auto｣に接続できるため、乗車してすぐにiPhoneや Android スマートフォンにインストールされたナビアプリなどの対応アプリを本機の大画面ディスプレイに表示し、タッチパネルで操作可能。SiriやGoogle アシスタントによる音声制御にも対応しており、走行中でも画面を注視することなく、目的地の検索や音楽再生、ハンズフリー通話、テキストメッセージ送信などを行なえる。

フローティングタイプの9インチ大画面ディスプレイ

　ディスプレイは9インチの大画面モデルを採用するとともに、1DINサイズのフローティング構造により幅広い車種（570車種）に取り付け可能。184万3200画素の高精細なWSVGAパネルと、黒色の再現性に優れた「Normally Black方式」を採用しており、高透過率の静電容量方式タッチパネルや高輝度LEDバックライトと組み合わせることで、高画質再生を実現した。

充実したオーディオ能力

　オーディオ機能では、「フルカスタム高性能48bitデュアルコアDSP」など高音質パーツの採用とともに、車室内で最適な音場を創り出す｢タイムアライメント」や「13バンドグラフィックイコライザー」｢ネットワークモード｣、圧縮音源をCDに迫る高音質で再生する「アドバンスド・サウンドレトリバー」など多彩なオーディオ調整機能を搭載。また、USBデバイスに収録された動画やハイレゾ音源のダウンサンプリング再生など、幅広いメディア/フォーマットの再生を可能としている。

スマートフォンの最大3ページに操作キーの配置が可能な専用アプリ「PxLink」

「Apple CarPlay」使用時に、本機や対応アプリを操作するショートカットキーを画面に表示する「スプリットスクリーン」を採用。切換えボタンをタップするだけで簡単にスクリーンモードを変更できるので、画面を遷移することなく、目的の操作をスムーズに行なえる

　そのほか、スマートフォンで同機を操作できる専用アプリ「PxLink」や、ショートカットキーを画面に表示する「スプリットスクリーン」の採用によりスムーズな操作を実現。さまざまな対応アプリを本機の画面上で楽しめる「WebLink」や、純正ステアリングリモコンに対応。バックカメラ入力（バックカメラガイド線表示に対応）、AV入力端子（φ3.5）、リアモニター出力（RCA）を装備した。