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パイオニア、カロッツェリア「楽ナビ」13機種 オンライン機能やApple CarPlay/Android Autoにも対応

2025年5月 発売
オープンプライス
楽ナビ「AVIC-RQ722-DC」

高性能で使いやすい「楽ナビ」がリニューアル

 パイオニアは、車内オンライン機能でドライブ時間の‟楽しさ”と‟使いやすさ”を実現するカロッツェリア「楽ナビ」13機種を5月に発売する。価格はオープンプライス。

 各機種の店頭想定価格は下記の通り。

・9V型ラージサイズタイプ(ネットワークスティック同梱)「AVIC-RQ722-DC」:18万円前後
・9V型フローティングタイプ(ネットワークスティック同梱)「AVIC-RF722-DC」:17万円前後
・8V型ラージサイズタイプ(ネットワークスティック同梱)「AVIC-RL722-DC
」:16万円前後

・9V型ラージサイズタイプ「AVIC-RQ722」:16万円前後
・9V型フローティングタイプ「AVIC-RF722」:15万円前後
・8V型ラージサイズタイプ「AVIC-RL722」:13万5000円前後
・7V型200mmワイドタイプ「AVIC-RW722」:11万円前後
・7V型2Dタイプ「AVIC-RZ722」:11万円前後
・8V型ラージサイズタイプ(メカレス)「AVIC-RL522」:11万円前後
・7V型200mmワイドタイプ(メカレス)「AVIC-RW522」:9万円前後
・7V型2Dタイプ(メカレス)「AVIC-RZ522」:9万円前後
・7V型200mmワイドタイプ(TVチューナー/メカレス)「AVIC-RW122」:8万円前後
・7V型2Dタイプ(TVチューナー/メカレス)「AVIC-RZ122」:8万円前後

楽ナビのラインアップ一覧

 楽ナビは、1998年の発売当初から「高性能で誰でもカンタンに使えるカーナビ」をコンセプトに、ドライバーに寄り添った機能を提案。近年ではオンライン機能に対応するなど、常に時代のニーズに合わせた使いやすさを追求するとともに、日本製ならではの高品質も備えている。

 デザインは、コンソールと一体感のある高品位なフルフラットデザインを採用。本体操作キー部分に異なるドットやシルバーラインをあしらうことで、デザイン性と直感的な操作性を両立した。

 フローティングモデル(AVIC-RF722-DC/AVIC-RF722)のモニター部は、上下・左右・前後・角度と幅広い可動範囲を持つ機構により、業界最多の562車種(2025年2月時点、パイオニア調べ)への取り付けを可能としている。

楽ナビ「AVIC-RF722-DC」

 さらに、厳選した高音質パーツを投入し、楽ナビ史上最高の高音質を実現。ハイレゾ音源のダウンサンプリング再生にも対応している。

 なお、最新データバージョンアップ特典として、キャンペーン期間内(発売~2026年11月末)に「MapFan スマートメンバーズ」へ新規登録すると、加入時から最大1年間、最新データバージョンアップとオービスライブなどの各種特典が無償で利用できる。

オンライン機能搭載で楽しく、快適なカーライフを実現

 今回発売される楽ナビは「車内Wi-Fiスポット」機能を搭載。車内向けインターネット接続サービス「docomo in Car Connect」に対応し、同梱もしくは別売のネットワークスティックを接続すれば、楽ナビがWi-Fiスポットになるため、通信量を気にせずスマートフォンやタブレットなどでオンラインの動画や音楽、ゲームなどを楽しめる。

 また、楽ナビとスマートフォンやストリーミングメディアプレイヤーをHDMI接続することで、動画配信サービスのコンテンツなどをカーナビ本体や後席モニターなどの大画面で視聴できる。

 さらに、ネットワークスティック同梱モデル(-DCモデル)にはdocomo in Car Connectの1年間の無償使用権(1万3200円分)が付帯する。

 docomo in Car Connectは、NTTドコモとNTTコミュニケーションズが連携して提供する車内向け通信サービス。LTE技術を使用したNTTドコモの通信システムを、1日550円、30日1650円、365日1万3200円の用途に合わせた3つのプランで利用できる。

 加えて、通信を使って簡単に最新地図へ更新できる「自動地図更新」に対応(「MapFan スマートメンバーズ」への加入登録が必要)。「スマートループ渋滞情報」をはじめ、「お出かけ検索(オンライン)」「ガススタ価格情報」「駐車場満空情報」など、ドライブに役立つ最新情報の表示・検索も可能としている。

自動地図更新のイメージ

スマートフォンとの接続機能も搭載

 iPhoneやスマートフォンと接続して、対応アプリを楽ナビのディスプレイで快適に操作できる「Apple CarPlay」「Android Auto」にも対応。iPhoneやスマートフォンを接続するだけで、対応アプリを本体ディスプレイに表示し、タッチパネル操作、またはSiri/Google アシスタントによる音声操作で目的地の検索や音楽再生、ハンズフリー通話などが可能となる。普段使用している音楽ストリーミングアプリも楽ナビのオーディオシステムで楽しめるとともに、走行中でも楽曲やプレイリストを簡単に選択可能。Apple CarPlayはワイヤレス接続にも対応しているため、乗車してすぐに利用できるようになっている(Android Autoは有線接続のみ対応)。

HD解像度フル対応による高画質な画面表示

 ディスプレイには視野角の広い「IPS方式」と黒色の再現性に優れる「Normally Black方式」を採用した高解像度HDパネルを搭載。高透過率の静電容量方式タッチパネルには高輝度LEDバックライトを搭載した。

 1677万色の色調表現で、地図表示やメニュー画面をドット単位でチューニングし、ロゴマークや信号機マーク、地図記号などを細部まで表示。高品位で見やすい描写を実現している。

 また、別売のHDバックカメラ「ND-BC300」やカーナビ連動ドライブレコーダー「VREC-DS810DC」を接続すると、駐車時の後方映像や走行時の記録映像を高画質で楽ナビの大画面へ表示可能。

 さらに、HD解像度に対応したHDMI入出力を搭載。スマートフォンのミラーリング接続のほか、さまざまなHDMI機器を接続し、多様なコンテンツを高精細に表示する。HDMI入力付きのリアモニターと組み合わせることで、同乗者全員で臨場感あふれる迫力の映像が楽しめる。

ドライブに最適化されたインターフェース「Doメニュー」

 ドライブ中に利用することの多い検索や機能をスムーズかつ直感的に操作できるユーザーインターフェース「Doメニュー」を採用。

「お出かけ検索(オンライン)」では、ジャンルに関するキーワードや住所、電話番号など、思いついた言葉を入力するだけで最新スポットを検索できる。さらに、フリック入力に対応するとともに一文字ごとに変換候補を表示するので、スピーディーな文字入力を可能としている。

「ダイレクト周辺検索」では、ドライブ中に立ち寄る機会の多い「駐車場」「ガソリンスタンド」「コンビニエンスストア」をワンタッチで簡単に検索可能。オンライン接続時に「ガソリンスタンド」を検索すれば、最新のガソリン価格情報も確認できる。

「ショートカットキー」では、よく利用するカーナビ検索や好みのAVソースなど4つのキーを自由に配置できる。

Doメニュー
検索画面イメージ

分かりやすく高性能なナビゲーション機能

 交差点までの残り信号数をカウントダウンしながら案内する「信号機カウント交差点案内」を搭載するほか、長年蓄積してきた膨大な渋滞予測データやリアルタイムの走行・交通情報を分析し、ドライバーに最適な情報を提供する「スマートループ渋滞情報」にも対応する。

ナビゲーション画面イメージ