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日産、北米国際自動車ショー2014に「スポーツセダンコンセプト」を出展

次世代の日産車のデザインを定義する「レゾナンス」「フレンド・ミー」に続く第3のモデル

2014年1月13日(現地時間)公開

 日産自動車は1月13日(現地時間)、米国デトロイトで1月13日~26日(現地時間)に開催される「2014年北米国際自動車ショー(デトロイトショー)」で4ドアスポーツセダンのコンセプトカー「スポーツセダンコンセプト」を公開した。

 カリフォルニア州サンディエゴにある日産デザイン・アメリカによって生み出され、厚木にある日産自動車グローバルデザインセンターが製作したこのコンセプトカーは、「リアルスポーツカーのオーラを持つ4ドアセダンを実現する」ということを目指し、次世代のデザインとスポーティなスタイルに重点を置いて設計研究された真のスポーツセダンの本質を具現化するモデル。

 2013年1月のデトロイトショーで発表された「レゾナンス」、同4月のオート上海で公開された「フレンド・ミー」などのデザインエッセンスをさらに推し進め、新しい「Vモーションシェイプ」「フローティングルーフ」「ブーメランシェイプヘッドランプ」などを表現。ダイナミックなボディーラインに力強い彫刻的な感覚を融合させ、四隅に配したタイヤでも力強さを強調している。インテリアではダイヤモンドキルトデザインのシートグラフィック、高コントラストの内装色とファセットメタリックのアクセントなどが特徴となっている。

 パワートレーンには300PS以上を発生させる3.5リッターのV型6気筒エンジンとエクストロニックCVTを採用し、進化型のサスペンションレイアウトとパフォーマンスダンパーなどを備えるとしている。ボディーサイズは4870×1912×1378mm(全長×全幅×全高)で、ホイールベースは2825mm。フロントオーバーハングが992mm、リアオーバーハングが1053mmとなっている。

このほかに、2013年の東京モーターショーで公開したコンセプトカー「IDxフリーフロー(写真左)」「IDxニスモ(写真右)」なども展示

(編集部:佐久間 秀)