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STI、トミ・マキネン氏による「BRZ tS」試乗インプレを公開

「試乗すれば皆、欲しがるだろう。日本のスバルファンがうらやましい」とマキネン氏

トミ・マキネン氏による「BRZ tS」試乗インプレを公開
2014年2月12日公開

 STI(スバルテクニカインターナショナル)は2月12日、同社のWebサイト上で元スバルワールドラリーチーム(SWRT)ドライバーのトミ・マキネン氏が「BRZ tS」に試乗したインプレッション記事(http://www.sti.jp/product/brzts/impression/tommi_makinen.html)を公開した。

 マキネン氏は、1996年から1999年にかけて世界ラリー選手権(WRC)で4年連続ドライバーズチャンピオンを獲得したラリードライバー。現役引退後も、スバルのグループNカーの輸入・販売などのビジネスを展開するなど関係を保っている。

 インプレッション記事のなかでマキネン氏は、BRZ tSをドライブした感想を「ファンタスティック! BRZもとてもよくできていると感じたが、BRZ tSはベースモデルの素性のよさをさらに引き上げている。“走る、曲がる、止まる”すべての面でリファインされているね」と表現。ステアリングセンターがしっかりしていて直進安定性が高いこと、ステアリングを切ったときに思いどおり動くことなどが非常に大事なポイントといい、とにかく乗りやすいクルマになっていると語っている。

 日本のファンに対しては、「BRZ tSの最大の利点は、サーキットでハイスピード走行しているときはもちろん、一般の道でもドライバーの手足のように操れて、安心して愉しく走れる懐の深さにある。プロドライバーから普通のドライバーまで、そのよさが感じられるクルマになっていると思う。乗り心地もいい。今日試乗してみて、このクルマがフィンランドに輸出されれば間違いなく自分はオーナーになるだろうし、試乗すれば皆、欲しがるだろうと思った。日本のスバルファンがうらやましい」とコメントしている。

SWRTに2002年、2003年の2年間所属したトミ・マキネン氏
マキネン氏はBRZ tSを「誰が乗っても愉しいクルマになっている」と評価
STI 車両実験グループ担当部長の渋谷氏から変更点などの解説を受けるマキネン氏

(編集部:佐久間 秀)