静岡ホビーショー開幕、GT-R LM NISMOやマクラーレン・ホンダ MP4-30など初公開

　日本最大の模型の見本市「第54回静岡ホビーショー」がツインメッセ静岡（静岡県静岡市駿河区）で5月14日に開幕した。5月14日～15日が業者・報道向け公開日となっており、5月16日～17日が入場無料の一般公開日として開催され、開催時間は16日が9時～17時、17日が9時～16時。

　毎年同会場で行われてる静岡ホビーショーでは、今年も各模型メーカーが新作を展示しているほか、一般公開日の17日、18日には恒例となった世界最大級の模型展示会「モデラーズクラブ合同作品展」が開催される。こちらは台湾・韓国・マレーシアなどの海外クラブも合わせ、235クラブが参加するものだ。

　本稿では、主に自動車関連の新製品を中心に会場の新製品速報をお届けする。

タミヤ 1/10電動RCカー「NISSAN GT-R LM NISMO LAUNCH VERSION（F103GT）」

ル・マン 24時間レースに参戦するNISSAN GT-R LM NISMOが早速RCカーで登場。「実車はFFだが、RCカーはMR」というお約束の突っ込みはともかく、空力的にも見所の多い形状をしている

タミヤ 1/24スポーツカーシリーズ 「Honda S600」

Honda S500の発展系として登場したHonda S600。キットはHonda S800から一部部品を新設計してS600へと発展しており、実車とは逆の発展過程をたどった。S600の室内カラーにあわせて成型色も変更されている

エブロ 1/20 「マクラーレン・ホンダ MP4-30」

マクラーレン・ホンダ MP4-30が早速登場することになる。現段階は、形をチェックするため3Dプリンタで出力した状態だが、これから各部を見直し、型分割を設計し、最終的にスケールモデル（インジェクションモデル）として登場する。写真の試作モデルは3Dプリンタを0.1mmピッチ出力に設定したものとのこと

アオシマ 1/24 「ランボルギーニ カウンタック 5000QV '88」

精密さと高い再現性で定評のあるアオシマ カウンタックの最新モデル。エクステリアにサイドステップがつくほか、実車がキャブ仕様からインジェクション仕様に変更されているため、エンジンまわりのパーツも一部新設計されている

　そのほか、多くの新製品については下記の記事を参照してほしい。