トヨタ、市販化予定のコンパクトクロスオーバー「C-HR Concept」

　トヨタ自動車は9月15日、コンパクトクロスオーバー「C-HR Concept」の5ドア仕様車を、ドイツで開催するフランクフルトモーターショーに出展した。

　今回出展するC-HR Conceptは、2014年9月に公開した同名のコンセプトカー「C-HR Concept」を、より市販化に近づけたデザインスタディとして、外板色を変更するとともに5ドア仕様とした。

　デザインは、ダイヤモンドをモチーフにした軽快さと力強さが大胆に融合するスタイリングとし、「キーンルック」や「アンダープライオリティ」などトヨタ独自のデザイン表現に進化を与えて個性を際立たせた。

　パワーユニットやボディーに関しては、TNGA（Toyota New Global Architecture）の取り組みにより、高いボディー剛性を追求し、操縦安定性と乗り心地の向上を図るとともに、エンジンの最大熱効率40％以上を追求し、モーター、電池などハイブリッドシステムのコンパクト化・軽量化を図り、一層の低燃費実現を目指すとしている。

　なお、今回発表された「C-HR Concept」は、2016年3月開催のジュネーブモーターショーにおいて、市販を想定したモデルを公開予定。