ヤマハ、MTシリーズ最高峰モデル「MT-10」をイタリアで世界初公開

MTシリーズの最高峰モデル「MT-10」

　ヤマハ発動機は、MTシリーズの最高峰モデル「MT-10」を11月19日からイタリア・ミラノで開催される「EICMA（国際モーターサイクルエキシビション）」で世界初公開する。欧州では2016年5月末に発売予定、日本への導入は未定。価格は発売前に発表予定。

「MT-10」は、「MT-03」をはじめとするMTシリーズの最高峰として企画・開発されたモデル。“The King of MT”をデザインコンセプトに、フラグシップモデルとしての存在感や引き締まったボディーなどを特徴としたスタイリングを採用した。

　水冷・直列4気筒 998cm³エンジンを搭載して、低中速のトルク特性を重視したセッティングを施し、クロスプレーン型クランクシャフトを採用することでリニアなトルク感とコントロール性を備えた。

　また、「MT-07」と同じ1400mmのショートホイールベースにより軽快なハンドリングを実現しつつ、積極的なスポーツライディングからツーリングまで幅広いシーンに適したライディングポジションを採用。

　そのほか、クルーズコントロールシステムなど多用途で楽しめることに配慮した各種装備を採用して「意のままに操れるストリート最強スポーツ性能」と「多用途で楽しめる機能」を集約させたモデルとしている。

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