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2015-2016日本カー・オブ・ザ・イヤー、12月7日に決定するイヤーカー候補車を集めた「10ベスト試乗会」
今年を象徴する1台を60名の選考委員が決定
(2015/11/25 13:23)
- 2015年11月25日開催
- 2015年12月7日最終選考発表
日本カー・オブ・ザ・イヤー実行委員会は11月25日、12月7日に発表される「2015-2016日本カー・オブ・ザ・イヤー」のイヤーカーとなる候補車10台を集めた「10ベストカー試乗会」を富士スピードウェイ(静岡県駿東郡小山町)で開催した。
今年の10ベストカーは、ノミネート順で、スズキ「アルト」「アルト ターボRS」「アルト ラパン」、スバル(富士重工業)「レガシィ アウトバック」「レガシィ B4」、トヨタ「シエンタ」、日産「エクストレイル ハイブリッド」、ホンダ「S660」、マツダ「ロードスター」、BMW「2シリーズ アクティブ ツアラー」「2シリーズ グラン ツアラー」、ジャガー「XE」、フィアット「500X」、テスラ「モデルS P85D」の10モデル。
今回の試乗会の後、11月26日~27日の期間に自動車評論家、ジャーナリスト、有識者からなる60名の選考委員がイヤーカーを決定する最終選考の投票を行い、12月7日の最終選考発表会で第36回目となる「2015-2016日本カー・オブ・ザ・イヤー」のイヤーカーが決定される。
試乗会場では10時から試乗を開始。参加する各メーカーは専用ブースを構え、選考委員からの質問等に応えられるよう開発担当者を配置するなど、万全の体制を敷いた。
実行委員長の荒川雅之氏は「今年のノミネート車は軽自動車が2台選ばれるなど、スポーツカーから、ミニバン、電気自動車まで幅広いバリエーションがあるのが特徴と言えます。その中で、選考委員の方はどのクルマがイヤーカーにふさわしいのか選ばれるのに非常に悩まれると思います。僕自身もどのクルマが今年を象徴する1台になるのか楽しみです」とコメントした。
また、今年はスケジュールが見直され、12月に最終選考発表会の開催となった。荒川氏は「昨年はイベントに合わせる関係で9月で締め切っていましたが、1年の締めくくりとしては早すぎるとの声もあり、10月の締め切りにして12月に最終選考会をすることになりました。これからはスケージュールを固定化して、年末の恒例行事にしていきたい」と話した。