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トヨタ車体、「次世代商用バン」開発生産を強化 「アルファード」「ヴェルファイア」をトヨタ自動車 田原工場へ生産移管

2025年6月27日 発表
トヨタ車体 いなべ工場(三重県いなべ市)で生産される「アルファード」「ヴェルファイア」が、2027年末をめどにトヨタ自動車 田原工場(愛知県田原市)に生産移管される

 トヨタ車体は6月27日、同社いなべ工場(三重県いなべ市)で生産している「アルファード」「ヴェルファイア」について、2027年末をめどにトヨタ自動車 田原工場(愛知県田原市)に移管することをトヨタ自動車と合意したと発表した。

 トヨタ車体では、現在、商用車の「ハイエース」、「ノア」「ヴォクシー」といったミニバン、「ランドクルーザー300」などのフレーム付SUVの開発・生産を行なっている。「アルファード」「ヴェルファイア」の生産移管は商用車領域の競争力強化に向けた取り組みの一環としていて、同社では、いなべ工場を商用車専用工場とすることに決定した。

トヨタ車体で生産される商用車「ハイエース」

 今後は、「次世代商用バン」の開発と生産を進めるなど、同社の創業の原点である商用車の開発・生産を一層強化するとしている。いなべ工場を商用専用工場とするにあたっては、人中心のモノづくりで工場の景色を変え、モノづくりの未来を変えるという考え方の下、従業員にとって働きやすい工場への刷新にも取り組んでいくという。

「アルファード」
「ヴェルファイア」