ニュース

ホンダアクセスが「子育て応援隊 海の自然体験イベント」開催 ホンダ車の使い勝手のよさに子供もパパママも大喜び

生き物との触れ合いやゴミ拾いで海の大切さも体感

2025年8月20日 実施
ホンダアクセスが「子育て応援隊 海の自然体験イベント」を開催した

 ホンダアクセスは8月20日、千葉県千葉市美浜区にある「THE SURF OCEAN TERRACE」にて、親子参加型イベント「子育て応援隊 海の自然体験」を開催。自然と触れ合いながら子育て期のパパとママを応援する内容で、事前応募で選ばれた30名以上の親子が参加した。

 イベントでは、親子で一緒に楽しめるコンテンツとして、“子供が魚を好きになれば海は綺麗になる!”をテーマに、魚たちの“オモロイ”生態や海の大切さを、イラストや歌で伝える活動をしている魚のお兄さん「かわちゃん」こと川田一輝氏と、全国の海中清掃事業を手掛けるフィッシングダイバー“Marine Sweeper”こと土井佑太氏がゲストガイドとして参画。

魚のお兄さん〝かわちゃん”(左)と、Marine Sweeperの土井佑太氏(右)
魚のお兄さん「かわちゃん」こと川田一輝氏は、1990年大阪生まれの絵本作家・クリエイター・タレント。テレビ東京「シナぷしゅ」の歌でも大人気なほか、Kiss FM KOBE「サウンドクルー」、読売テレビ「ten.」「す・またん」などに出演中。会場にはかわちゃん作の絵本を持参する子供もいた

 まずは参加した子供たちが魚のことをどのくらい知っているかを確認するため、かわちゃんがスライドを使って写真を少しずつ見せながら、なんの魚か当てるクイズを実施。

 トビウオやジンベイザメ、イルカやクラゲといった、子供たちに分かりやすいチョイスで、会場には子供たちの回答を叫ぶ声が響きわたった。また、トビウオの最長飛距離やジンベイザメの食事、イルカの頭にある特殊な部位や仲間、クラゲに刺されたときの対処方法、クラゲの触手を武器にした職業など、ためになる豆知識も披露して、参加者を驚かせた。

かわちゃん自作のクイズで会場は大盛り上がり
クイズでは、かわちゃんの豆知識コーナーもあり、さらに海の生物への理解を深めた
楽しい内容だけでなく、海にある危険やその対策についても勉強。クイズに回答した子供たちにはかわちゃん特製ステッカーが手渡され、夏休みの思い出に残る1ページとなった

 続いて土井佑太氏が登壇し、海や砂浜のゴミ事情についてスライドで説明。海ガメや伊勢エビ、カニなどが漁網に絡まってしまい、たくさん命を落としてしまっている現状を説明。また、海で遊ぶときの注意として、今年もすでに何件も報告されているが、海や川ではちょっとした油断で溺れてしまうことがあり、100通りの溺れる事例を紹介しているサイト「海のそなえプロジェクト」などを紹介した。

フィッシングダイバー Marine Sweeper 土井佑太氏。今まで放置され続けた海中ごみの問題や、釣りは楽しいを先行し続けて置き去りとなっている課題を解決するため、2021年にマリンスイーパーを設立。今までになかった全く新しい循環型の釣りサイクルの提唱と模索、持続可能な釣り産業を目指し、静岡県を拠点に全国の海中清掃事業を手掛けている
どうすれば、水辺をもっと安全に楽しめるのか?をテーマに、水難事故を減らすための活動などを行なっている「海のそなえプロジェクト」の活動を紹介。「これで、おぼれた。『おぼれ100』」では、100通りの溺れた事例を紹介することで、水難事故への注意喚起を行なっている
土井氏自身がダイビングしながら拾い集めている海のゴミの一部。釣り用具が多くあり、リサイクルも行なっているという

 魚の知識と海での安全を学んだ参加者はいよいよ海辺へ移動。子供たちはウォータージャケットを着用し、実際に海辺に入って生き物探しとゴミ拾いを実施。ガイドのアドバンスを聞きながら、波打ち際の石をひっくり返して生き物がいないかを探索。同時に砂浜と海に落ちているゴミの回収を楽しみながら行なった。

 海辺では、小さなカニやヤドカリ、フナ虫などを見つけつつ、コンビニのビニール袋や長靴などゴミも発見。日ごろはスルーしがちな細かい部分もチェックしながら活動していた。

子供たちは安全に配慮してライフジャケットと軍手を装備
海辺に転がっている石をひっくり返すと、カニや貝といった生き物を見つけやすいとのアドバイスがあり、親子で協力しながら散策を楽しんでいた
参加者には海の生き物が描かれたビンゴカードが配られ、ビンゴを目指しながら生き物を探す
イベント当日は快晴に恵まれた

 海で自然と触れ合った後は、「フリード」「ステップワゴン」「ヴェゼル」「N-BOX」と4種のホンダ車内で実際に着替えを行ない、使い勝手のよさを確認。

 アメ車からオデッセイを2台乗り継いでいるという渡辺さん一家は、オデッセイも3列目が床下に収まるので車内での着替えはかなり楽だし、よく子供たちも広いスペースなのでラゲッジスペースで遊んでいるそうで、今回利用したフリードもラゲッジスペースに子供が余裕で立てるし、天井に取り付けるリア席モニターもお気に入りの様子だった。

気が体験用に「フリード」「ステップワゴン」「ヴェゼル」「N-BOX」が用意された
渡辺さん一家。高校生のお兄ちゃんたちは別行動とのこと
フリードで着替えを体験。リア席モニターも楽しんだ

 ランチ休憩のあとは、質問コーナーを実施。事前に参加者から集めた「1番好きな魚は何ですか?」「子供でもできる海を守る行動はある?」「2人が海を好きになっていった経緯は?」「一番行きたい水族館は?」「海の中にはどんなゴミがあり、日ごろの生活で気を付けたほうがいいポイントや工夫はある?」「磯遊びできるいいスポットは?」「かわちゃんはどうやって歌を作っているの?」など、たくさんの質問があがった。

 2人は幼いころから何となく海と触れ合ってきて、気が付いたら海が好きになっていたと話しつつ、水族館についてかわちゃんは、子供たちが見たい生き物を聞いて、その生き物がいる水族館を即座に紹介。ジンベイザメは国内の水族館では4か所しかないことや、ラッコに関しては三重県鳥羽市の鳥羽水族館に2匹しかおらず、「すでに高齢なので早めに見に行ってあげて~」と回答した。また、磯遊びするなら「神奈川県や静岡県は水が綺麗だし、駐車場を予約できる施設もあるのでおすすめですよ」と土井氏。

 また、「好きにならないとキレイにしたいとは思えないので、とにかく海を好きになってほしい! さらに好きな気持ちや楽しい体験を友達にも広めてほしい」と呼びかけた。

イベントMCは、2023年からModuloスマイルとしてSUPER GT GT500クラスに参戦するModulo Nakajima Racingの一員となりチームをサポートしているModuloスマイルの池永百合さんが務めた

 質問コーナーに続いて、Moduloスマイルの池永百合さんが、ハンズフリースライドドアやオールシーズンマット、リア席モニターなど、あると便利なホンダ純正アクセサリーを紹介しつつ、「どの製品も子育て中のパパママにもとっても便利なアイテムです」と説明した。また、施設の前にはホンダ純正アクセサリーを装着した車両が並べられ、参加者は実際に普段使いから遊びにも対応する懐の広さを確認。子供たちもラゲッジスペースの広々空間で、車中泊気分を満喫し、会場は明るい笑顔であふれていた。

まずは会場のモニターで製品のポイントを解説。その後、実車で子育て期のカーライフに役立つ「子育て応援純正アクセサリー」を体感した
STEP WGN e:HEV SPADA車中泊仕様体験車
FREED e:HEV CROSSTAR車中泊仕様体験車
N-BOX純正アクセサリー体験車
FREED e:HEV AIR純正アクセサリー体験車
STEP WGN e:HEV AIR車中泊仕様体験車
N-BOX JOYアウトドア仕様体験車
VEZEL e:HEV HuNT パッケージアウトドア仕様体験車

 イベントの最後は、1日を振り返り、思い出のイラスト化に挑戦。ふなむしやジンベイザメなど、みんなイラスト描きに夢中になっていた。かわちゃんも海の生き物やホンダ車を交えたイラストを即興で仕上げて、イベントを締めくくった。

大きなフナ虫を再現
大好きなジンベイザメを披露
今日見つけた生き物だけじゃなく、自分の好きな生き物をイラストで表現していた
かわちゃんはコロナ禍に猛練習してイラストを習得したという。また9月には「魚卵」をテーマにした新曲をリリースするとのこと