自工会、モビショー2025の会場マップを公開 東棟の1～3が使えず、トヨタやダイハツ、レクサスは南棟へ

モビショー2025では、日本車の発展なども展示される

　自工会（日本自動車工業会）は9月10日、ジャパンモビリティショー2025（略称モビショー2025）の開催概要を発表するとともに出展社を公開した。また、モビショーは東京ビッグサイトで10月30日～11月9日に開催されるが、会場マップを公開するとともに、現時点の出展社配置を明らかにした。

　前回のモビショーからの大きな変化点としては、会場の都合により東展示棟の1～3ホールが使えなくなっていることだ。東展示棟は1～3ホール、4～6ホール、7～8ホールと大きく3ブロック構成で使われていたが、メインで使用されることの多かった東1～3ホールを使わない状態でモビショー2025は開催される。

自工会が公開したモビショー2025の会場マップ

　その分、前回はコンサートなどに使用されていた南展示棟を活用。南の1ホールにはトヨタとダイハツが、南の2ホールにはレクサスが展示を行なう。

　南展示棟の手前にあたる西展示棟においては、西1ホールで日産、三菱自動車、BMW/MINIが展示。BMWは二輪車も西1ホールで展示する。

　東展示棟の4～5ホールでは、スズキ、スバル、ホンダ、マツダ、BYD、Mercedes-Benzが展示。国産二輪車は東4ホールに集中し、カワサキ、スズキ、ホンダ、ヤマハが出展する。

　商用車は東6ホールに集中し、いすゞ、日野、三菱ふそう、UDトラックス、ASF、BYD、KIA、Hyundaiが展示。Hyundaiは乗用車も東6ホールに展示するが、BYDでは商用車は東6ホール、乗用車は東5ホールとなっている。

　部品メーカーや機械器具メーカーは、例年同様に西展示棟の4階にあたる西3～4ホールの出展が多く、ヴァレオジャパンなど一部が東6ホールへ展示するようだ。

　いずれにしろ、これは本日時点の会場マップとなっており、今後の状況次第では出展社の変更や出展場所の変更もありうるとのこと。ただ、東の1～3が使えないのは確定しており、南展示棟から東展示棟の7～8まで効率よく移動することが求められるのは間違いない。