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スズキ、新型「DR-Z4S」「DR-Z4SM」 価格119万9000円で日本発売
2025年10月2日 16:39
- 2025年10月8日 発売
- 119万9000円
スズキは、デュアルパーパスモデルの新型「DR-Z4S」とスーパーモトモデルの新型「DR-Z4SM」を10月8日より日本で発売する。日本国内の年間目標販売台数はDR-Z4Sが400台、DR-Z4SMが800台、価格は「DR-Z4S」「DR-Z4SM」ともに119万9000円。
新型「DR-Z4S」は、街乗りやワインディングなどのオンロードから本格的なオフロードまで幅広く楽しめるデュアルパーパスモデル。新型「DR-Z4SM」は、「DR-Z4S」の走行性能を活かしつつ、日常使いからサーキット走行まで多様なライディングを楽しめるスーパーモトモデルで、2024年11月にイタリア・ミラノで開催された「EICMA 2024(ミラノショー)」で発表された。
「DR-Z4S」「DR-Z4SM」ともに水冷4サイクル単気筒DOHC 398cm3エンジンを搭載し、最新の排出ガス規制に対応しながら走行性能を向上させた。
新設計のシリンダーヘッドや「デュアルスパークプラグ」の採用で、低回転走行時の粘り強さ向上と高回転域の出力向上を実現するとともに、エンジン全域での燃焼効率とパフォーマンスを最大化。また、新設計のピストンとクランクケースでメカニカルロスを提減し、スムーズな出力特性と高い燃費性能を両立させた。
車体は新設計の「スチールパイプ製セミダブルクレードルフレーム」を採用。「DR-Z4S」ではオフロードでの使用を想定したフロント21インチ、リヤ18インチの「IRC製TRAIL WINNER GP-410」を採用、「DR-Z4SM」ではスーパーモトのポテンシャルを最大限引き出す、前後17インチの「ダンロップ製 SPORT MAX Q5A」を採用している。
新搭載の電子制御システムS.I.R.S.(スズキインテリジェントライドシステム)には、G(グラベル)モードを含むSTCS(スズキトラクションコントロールシステム)、SDMS(スズキドライブモードセレクター)、解除モード付ABS(DR-Z4Sはフロント・リヤまたはリヤのみ解除可能、DR-Z4SMはリヤのみ解除可能)を採用し、ライダーのスキルや路面コンディションに応じた多様なライディングが可能という。
新搭載のSDMSでは、スロットルレスポンスの特性が違う3つのモードを設定。最もシャープな「モードA」、適度な「モードB」、マイルドな「モードC」とし、走行シーンや路面状況、好みのライディングスタイルに合わせて選択が可能。また、操作力軽減と減速時の車体安定性の向上に貢献する「スズキ・クラッチ・アシスト・システム」を採用している。
外観は、アグレッシブなスタイリングデザインに加え、LED灯火類やLCDメーターを備え、先進的な印象に仕上げている。







