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トヨタ、新型ランクルFJにも搭載できる折りたたみ式電動パーソナルモビリティ「ランドホッパー」開発中

折りたたみ式電動パーソナルモビリティ「ランドホッパー」

 トヨタ自動車は10月21日、新型「ランドクルーザー“FJ”」(以下、ランクルFJ)とともに折りたたみ式電動パーソナルモビリティ「ランドホッパー」を展示した。新型ランクルFJは、従来のランドクルーザー250よりコンパクトなラゲッジルームとなるが、このラゲッジルームにもランドホッパーを搭載可能であることを示した。

 ランドホッパーは、前2輪、後1輪の電動パーソナルモビリティ。駆動輪は前2輪で、前2輪にはリーン機構を持つほか、折りたたみに配慮したシンプルなフレーム構成を持つ。

より現実的なデザインとなったランドホッパー

 2023年のジャパンモビリティショー2023でも開発展示されたが、今回発表したモデルは、さらに開発の進んだものとなる。

 以前のモデルでは、改正道路交通法における特定小型原動機付自転車をイメージしており、どちらかというとシティユースに配慮したものであった。今回は、新型ランクルFJと同時に展示ということで、ランクルでたどり着いたその先にあるトレイルなどのオフロードの楽しさを体感できるというコンセプトを持つ。そのためよりしっかりしたフレームとなっていた。

 また、シートの取り付け機構などがより現実的なデザインへと変更されており、シンプルな印象に。シティユースというより、ホビーユース方向へと変更された印象を受けた。

 このランドホッパーだが、ジャパンモビリティショー2025に展示されるが、位置づけとしては開発中のままとなっている。