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日産、「NV200バネット」一部仕様向上と新グレード「アウトドアブラックエディション」追加

編集部：椿山和雄

2025年11月7日 11:48

2025年12月15日発売
NV200バネット：236万3900円〜313万1700円
マルチベッド：307万6700円〜368万8300円
チェアキャブ：297万9000円〜315万9000円
ワークユースビークルシリーズ：252万4500円〜373万1200円

NV200バネットの新グレード「Outdoor Black Edition」

　日産自動車は、「NV200バネット」を一部仕様向上するとともに、カスタマイズを楽しむための新グレード「Outdoor Black Edition（アウトドアブラックエディション）」を設定して、12月15日より発売する。価格は236万3900円〜313万1700円。

　新グレード「Outdoor Black Edition」は、キャンピング架装などカスタマイズを楽しむユーザーのために、「VX」「GX」「16X-2R」「16X-3R」のそれぞれに新設定。サンドベージュモノトーンのボディカラーと、ブラックの前後バンパー、ドアハンドル、バックドアフィニッシャー、ホイールを組み合わせた専用色とすることで、引き締まった印象を与えるとともに、アウトドアでも映える専用デザインとした。

NV200バネットの新グレード「Outdoor Black Edition」

　また、今回の仕様向上では、各種法規に適合するとともに、ユーザーの快適な運転をサポートする「先行車発進お知らせ機能」に加え、使い勝手のよい「ドアロック連動格納機能付ドアミラー」や車線変更をサポートする「コンフォートフラッシャー」を全グレードで標準装備。また「VX」「GX」「16X-2R」「16X-3R」グレードにはサイドターンランプ付きドアミラーを採用し、右左折時におけるターンランプの視認性を向上させた。

ドアロック連動格納機能付ドアミラー

　内装に関しては、全席シートを「抗菌仕様」にするとともに、運転席と助手席には「スパイナルサポート機能」を追加することで、長時間のドライブにおける疲労感の低減に貢献する。

運転席と助手席には「スパイナルサポート機能」を追加

全席シート「抗菌仕様」

　なお、「NV200バネット」をベースとした車中泊仕様車「マルチベッド」、ライフケアビークル（LV）「チェアキャブ」、商用特装車「ワークユースビークル」シリーズを展開する日産モータースポーツ＆カスタマイズも、ベース車同様の一部仕様向上して12月15日より発売する。価格はマルチベッドが307万6700円〜368万8300円、チェアキャブが297万9000円〜315万9000円、ワークユースビークルシリーズが252万4500円〜373万1200円。

　車中泊仕様車「マルチベッド」においては、ベース車として新グレード「GX Outdoor Black Edition」を追加。同グレードでは耐久性、撥水性にすぐれたCORDURA製ベッド生地や、サンドベージュモノトーンのボディカラーを新規採用している。