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新型「ハイラックス」に豊田自動織機の車載ACインバーター採用

東南アジア展開を拡大、2030年度に50万台販売を目指す

2025年11月27日 発表
トヨタの新型「ハイラックス」(BEVモデル)

 豊田自動織機は11月27日、トヨタ自動車が東南アジアにおいて2026年以降に発売を計画する新型「ハイラックス」に、同社のACインバーターが採用されたことを明らかにした。

 車載ACインバーターは、エンジンで作り出した電気や電動車のバッテリから取り出した直流電力を家庭用の交流電力に変換し、電気製品の使用を可能にするもの。

 豊田自動織機では今回の採用実績を足がかりに、車載ACインバーターの東南アジア向け展開を本格化し、同地域において2030年度に2025年度比で約4倍となる、年間50万台の販売を目指す。

車載ACインバーター

 豊田自動織機は、世界で初めて車載ACインバーターを開発し、1995年から生産を開始。以来、小型・高効率・信頼性を強みに、ハイブリッド車(HEV)や電気自動車(BEV)をはじめとする電動車の普及とともに販売台数を伸ばしてきた。

 災害用電源としての用途提案が進んだほか、デジタル化を背景とした車内での電子機器利用が増えるなど、時代の需要に合わせてラインアップを拡充。現在は出力100W~2400Wタイプをそろえ、日本や北米市場を中心に幅広い車両や用途に対応している。

 近年、東南アジアでは車内でのパソコンやスマートフォン利用、キャンプ時のスピーカーや扇風機利用といったエンターテインメント目的など、車載電源の活用ニーズが高まっており、同社ではタイを中心とした東南アジアにおける車載ACインバーターの認知を広げ、日系・海外カーメーカーへの販売を強化する。