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セガの最新レーシングゲーム「プロジェクトモーターレーシング」の「ニュルブルクリンク北コース」をメルセデスAMG GT3で走ってみた
2025年12月2日 07:00
- 2025年11月25日 発売
セガは、GIANTS Softwareのレースシミュレーションソフト「Project Motor Racing(プロジェクトモーターレーシング)」を11月25日に発売した。対応機種はPlayStation5/Xbox Series X|S/PC(Steam/Epic Games Store/Windows)で、価格はパッケージ版(PlayStation5版のみ)・デジタル版ともに7590円。
今回、PS5で「プロジェクトモーターレーシング」を試せる機会を得たので、その印象をお伝えしていく。
プロジェクトモーターレーシングで選択できるマシンは、カテゴリーでいうと「LMDh」「LMP」「グループC」「GT1」「GT」「GT3」「GT4」など、レース車両のみというこだわりのラインアップ。
コースは「スパ・フランコルシャン」「サンマリノ」「ニュルブルクリンク北コース/GPコース/24時間レース」などヨーロッパの10トラック、「セブリング」「デイトナ・インターナショナル・スピードウェイ(ロードコース)」など北米から5トラック、そのほか、アジア・オセアニア、アフリカ、南アメリカからそれぞれ1トラックが収録されている。
今回の試遊にあたっては、使用機材はPS5とファナテックのステアリングホイールを使い、コースは「ニュルブルクリンク北コース」を、マシンは「メルセデスAMG GT3」を選択して走り込んでみた。目標タイムは7分切り。
ニュルブルクリンク北コースについては、ほかの有名ゲームタイトルで走り込んでいるコースなので、それなりに自信を持っていたのだが、しかし、1周をミスなく完走するのはなかなか難しかった。
プレイしていてよかったと感じたのは、コクピットモードにすると鉄板剥き出しの車内にエンジン音が反響する感じなど、レース車両を操っているんだという、サウンドの演出で気分を盛り上げてくれるところ。
ステアリングの印象は、タイヤとサスペンションの様子がよく伝わってくるというのが第一印象。縁石に乗り上げたときの表現などは「これに乗っかるのはヤバいな」と感じるほど、ステアリングに衝撃が大きく伝わってくる。
走り込んでいく中で印象に残ったのがブレーキの感覚で、ブレーキの表現力にこだわりがあるように感じられた。例えば、緩やかなコーナーに入る前、ちょっとフロントタイヤに荷重をかけたいなという時に、軽くブレーキペダルに足を乗せるといった浅い領域や、ガツンとブレーキペダルを踏んでクリップポイントに向かってブレーキを抜いていく深い領域など、どちらの領域でもブレーキの効き具合がドライバーに伝わってきて、これによって細かくブレーキをコントロールすることができる。
記者は個人的に市販車両でプレイすることが好きで、レース専用車のGT3マシンを長時間走り込んでみる機会がなかったのだが、レース専用車両の特徴としては、市販車両と比較するとブレーキが強力でよく効き、またダウンフォースが効いているので、タイヤがグリップする適正温度であれば、より高いコーナリングスピードを維持できるということが、走り込んでいくとわかってくる。そういった点を意識して走ると、だんだんとタイムも伸びていった。
限られた時間ではあったが、走り込むことで予選タイムで6分59秒284を出すことができた。「ニュルブルクリンク北コース」はコースが狭くてなかなか車両を抜くチャンスが少ないので、対戦するライバル車両のAI難易度を30に低く設定して、なんとか出せたタイム。
対戦するライバル車両のAI難易度は20〜100まで設定できるので、プロジェクトモーターレーシングは上級者向けのソフトという印象。
レーシングスピードの中でドライバーがどのような情報を頼りに操作しているのか、プロジェクトモーターレーシングはそこにフォーカスして、その表現にこだわってこの作品が作られていることを感じとれたのが、今回体験して収穫できたことであった。
また、すでにPS5と手持ちのステアリングコントローラでレースゲームを楽しんでいる人にとっては、本格的なレースシミュレーションゲームの選択肢が増えることは嬉しいことに違いない。


