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日産とサッポロ、関東~九州間の海上共同輸送開始 日産専用フェリーでビールを輸送して物流効率化と環境負荷低減を実現
2025年12月2日 12:37
- 2025年12月1日 発表
日産自動車とサッポロホールディングスのグループ企業であるサッポログループ物流は12月1日、日産自動車が保有する専用フェリーを活用した海上輸送を共同で開始すると発表した。
日産自動車は、関東エリアで自動車部品や完成車を専用フェリーに積載し、日産自動車九州(福岡県苅田町)に隣接する専用ふ頭へ輸送しているが、従来は九州からの復路は、完成車および空積みの状態のシャーシ(トラックの荷台部分)を関東エリアの専用ふ頭へ回送していた。
往路で車両部品を積載していたシャーシに、復路ではサッポロビール製品を積載して輸送することで、フェリーの積載効率を高めて輸送の効率化を図るとともに、CO2排出量低減が同時に実現可能となり、同区間をトラックでサッポロビール製品を輸送した場合と比較して、年間約55%(両社算定値)のCO2排出削減効果が見込めるとしている。
また、全工程をトラックで輸送すると仮定した場合、九州~関東の約1200kmの距離に19時間ほどかかることが想定されるが、フェリーも合わせて利用することによりトラックでの輸送時間を約4時間半に抑えられ、長距離運転によるドライバーの労働負荷低減など、物流業界が直面する社会課題の緩和にも寄与することが期待されるという。
・運用開始日:2025年12月1日
・輸送区間
(往路)
積み地:日産自動車工場(神奈川県) 降ろし地:日産自動車工場(福岡県)
(復路)
積み地:サッポロビール工場(大分県) 降ろし地:サッポロビール工場(千葉県)
・主な輸送製品
日産自動車:自動車部品・完成車など
サッポロビール:ビール製品など
・効果(見込み)
トラックで輸送した場合と比較して、年間のCO2排出量を約55%削減見込み

