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ホンダ、新型「CR-V(6代目)」の情報をWebサイトで先行公開

2025年12月4日 発表
ホンダの新型「CR-V」

 本田技研工業は12月4日、2026年2月発売予定の新型「CR-V(シーアールブイ)」に関する情報をホームページ先行公開。12月12日より先行予約の受け付けを開始するとアナウンスした。

 新型CR-Vのグランドコンセプトは「感動CR-V」で、“SUVだから”という妥協を一切排除し、相反する価値である快適性・走行性・ユーティリティ・ドライバビリティを徹底的に磨き上げ、ユーザーの感動を生む究極のオールラウンダーを目指した1台。

ホンダの新型「CR-V」

 パッケージングは、街中でも山道の運転でも安心感のあるアイポイントとドライビングポジション、気軽に乗り降りしやすいヒップポイントの高さなど、CR-VのDNAともいえる価値を踏襲。安心して運転を楽しめるステアリング角度へと進化させ、体格に関わらずステアリング操作がしやすい運転姿勢を実現したという。

 また、荷室は“考えずに使える”気軽さを追求。ライフスタイルに応じて変わる荷物に対応できる使いやすさを両立した。後席はクラストップレベルのタンデムディスタンスをキープしたうえで、レッグルームを先代比で16mm拡大。さらにゆとりのある空間に仕上げた。後席リクライニングは2段階から8段階に増やし、長距離でも疲れにくい着座姿勢を実現している。

エクステリアはよりSUVらしく力強いシルエットに進化

ホンダの新型「CR-V」

 先進スポーティ骨格を磨き上げてきたCR-Vのエクステリアは、新型ではよりSUVらしい力強いシルエットへと進化。水平基調のシンプルな造形の中に、力強さと洗練・上質・大人らしさを凝縮。進行方向へと無意識に視線を誘導する断面や造形、運転時に車両間隔をつかみやすく感じるフロントフードなど、ノイズレスで開かれた視界を実現した。

 CR-Vの象徴ともいえる縦型リアコンビネーションランプを継承しつつ、リッドランプやライセンス位置を上方に配置することで、上質感とどっしりとした安定感を高次元で両立させている。

インテリアは運転をサポートしてくれる造形

 インテリアは自然に使えるHMI、運転のしやすさをサポートする「動感視界」ステンで造形を行ない、スポーティさとユーティリティを融合。新たに2列目にシートスライドを装備し、あらゆるシーンでの使い勝手のよさやクラストップレベルのラゲッジスペース容量がさらに拡張できる。

新型CR-Vのインテリア

パワートレーンは第四世代e:HEVをベースにCR-V専用を用意

 アコードに搭載しているアトキンソンサイクル直噴エンジンと高出力モーターを平行軸配置した新型「E-CVT」を組み合わせた第四世代e:HEVをベースに、CR-V専用のハイ/ロー2段階のエンジン直結ギヤを装備したほか、ギヤレシオも専用設定となっている。また、ホンダ初となるローギヤによりエンジンドライブモードを追加したことで、CR-Vが目指す爽快で上質な走りと高い環境性能を両立させた。

ブラッシュアップした先進安全機能

 レーダーとカメラの広角化に加え、コーナーレーダーを追加し、より安全支援シーンを拡大したHonda SENSING 360を、ホンダSUVとして日本初搭載。街中では対向車や交差点の出会い頭シーンにおける事故回避機能の進化、降坂・横風・白線切れなど、走行環境の変化や外乱に対応した運転負荷軽減機能を進化。高速道路ではレーンチェンジ時の支援や、事故を抑制するステアリング制御機能を追加している。